「菊池としを」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「菊池としを」のお勧めの作品を紹介します。
「菊池としを」について簡単に説明
「菊池としを」とは、愛知県東海市出身で、1960年7月23日生まれの漫画家です。
政岡としやのアシスタントを経て、1983年に講談社の『週刊少年マガジン』に「スリー・シックスティ」が掲載されてデビューを果たしました。
初連載作品は、1985年から同社の『マガジンSPECIAL』にて連載開始された『蓮華伝説アスラ』です。
以降1995年ごろまでは同社の『週刊少年マガジン』やその増刊号である『マガジンSPECIAL』など少年誌を中心に執筆しました。
代表作は『明王伝レイ』です。
当時としては珍しく、PCを駆使した作画もしていました。
「菊池としを」のお勧め
「菊池としを」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「明王伝レイ」
変化霊媒体質という特殊な能力を持つ少年・日輪黎が、父・胎蔵とともに様々な霊障や魔物と戦うストーリーです。
レイは、神がかりとなった時にその姿形までもがおろした神霊に変化することができます。
レイは、古代から伝わる五大明王の一人である不動明王の生まれ変わりであり、邪悪な五大龍王や破壊神・阿修羅と対決することになります。
「天空の門」
1995年から1998年まで集英社の青年誌『ビジネスジャンプ』で連載したストーリー漫画です。
この作品は、1990年代の日本を舞台に、政治家や宗教家、マスコミなどの権力者たちが暗躍する陰謀と、それに立ち向かう主人公たちの活躍を描いています。
主人公は、元自衛官で現在はフリーのジャーナリストとして活動する鷹野一郎と、幸福の科学という新宗教の教祖である大川隆法という二人の男性です。
鷹野は、政府の不正や犯罪を暴くために、様々な事件に首を突っ込みます。
大川は、自らが救世主であると信じて、世界平和のために神の力を使って奇跡を起こします。
二人は、それぞれの信念と正義感に基づいて行動しますが、やがて互いに対立することになります。
「蓮華伝説アスラ」
菊池としをの初連載作品です。
1985年から1987年まで『マガジンSPECIAL』で連載されました。
主人公は、飛鳥仁という少年です。
彼は、数万年の眠りから目覚めた邪鬼の群れに襲われ、死にかけたところを、宇宙の“気”を凝縮した光子体(アスラ)と共鳴し、蓮華王アスラとして生まれ変わります。
アスラは、創造の神として、邪鬼の帝王・ジーヴァや、破壊の神として暗躍する存在と戦っていきます。
この作品は、オカルトやSFの要素を盛り込んだアクション作品です。
まとめ
「菊池としを」は、1992年から幸福の科学のグループ会社、幸福の科学出版発行の雑誌『ザ・リバティ』などに現在も作品を発表しています。
画風は蓮華伝説アスラや天空の門では少年漫画のような画風でしたが現在は写実的な画風が多いです。
ぜひ、さまざまな漫画を描く菊池としをの作品に触れてみましょう。