「荒川弘の漫画」は北海道出身の漫画家・荒川弘による作品で、代表作は『月刊少年ガンガン』にて連載されていた「鋼の錬金術師」です。
ここでは「荒川弘の漫画」の作風とおすすめの作品を紹介します。
「荒川弘の漫画」の作風ついて簡単に説明
ダークファンタジー「鋼の錬金術師」、農業高校青春ストーリーの「銀の匙」、現在連載中の国家ファンタジー「アルスラーン戦記」など題材の幅の広さが特徴。
どれもヒットしており、映像化も多くされています。
合間に挟まる軽快なギャグのおかげで、重厚なストーリーでも重くなりすぎません。
作品によってはバトルなどで残酷なシーンもあるのですが、絵柄がスッキリとしているので抵抗なく読み進められます。
実は女性漫画家であることもあり、作中に自立したカッコ良い女性キャラが出てくるのも魅力です。
「荒川弘の漫画」のお勧め
通販でも「荒川弘の漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「鋼の錬金術師」
2001年から2010年にエニックスの『月刊少年ガンガン』にて連載されていた、錬金術があるという設定の産業革命期ヨーロッパを舞台としたファンタジー。
亡くなった母の命を錬金術で錬成しようとし、その代償として片腕・片足を失った兄エドと身体を失った弟アルが主人公。
失ったものを取り戻すために、賢者の石を探す物語です。
錬金術の原理である等価交換、国家錬金術師の存在、この世界特有の機械義手など細やかな設定とそれによって造り出されるオリジナリティが魅力。
海外含めて累計発行部数8000万の大ヒット作品。
2回アニメ化がされ、2017年に実写映画化・2023年に舞台化されました。
全27巻です。
「銀の匙」
2011年から2019年に小学館の『週刊少年サンデー』にて連載されていました。
北海道の農業高校に入学してきた進学校卒業の八軒勇吾を主人公に、個性豊かな同級生たちと農業に奮闘する様子を描く物語。
実家が酪農と畑作をやっていて自身も農業高校を卒業している作者の経験が反映され、細部までリアルな農業高校漫画となり人気を博しました。
2013年にアニメ化、2014年に実写映画化。
全15巻です。
「アルスラーン戦記」
原作田中芳樹・作画荒川拡による、架空の国同士の戦乱を描く壮大なファンタジー。
2013年から『別冊少年マガジン』にて連載されています。
パルス王国の王子アルスラーンが、その心根の優しさを持ち続けながら、多くの信頼できる個性豊かな臣下を得て成長する姿を描いています。
各国との戦や駆け引きなど大河ドラマとしても読み応えがあり、2015年にアニメ化されています。
まとめ
「荒川弘の漫画」は死生観などを扱った重厚なストーリーのものもありますが、全作通して軽快なギャグを盛り込んでいて漫画の上手さによる読みやすさがあります。
こちらを参考に、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。
