「江川達也」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「江川達也」のお勧めの作品を紹介します。
「江川達也」について簡単に説明
「江川達也」とは、愛知県名古屋市千種区出身で、1961年3月8日生まれの漫画家です。
小学生のころからノートに漫画を描き始め、中学時代には投稿作品を描き上げるほどの才能を持っていましたが、その後は漫画から離れました。
1978年12月に江川家の養子になり、名古屋市立北高等学校を卒業後、愛知教育大学教育学部数学科に入学しました。
大学では人形劇サークルや漫画研究会、アニメ研究会などに所属し、漫画以外の創作活動も行いました。
その後は、『まじかる☆タルるートくん』をはじめとする少年誌向けのギャグ漫画や、『東京大学物語』、『GOLDEN BOY』などの青年誌向けのストーリー漫画まで幅広い分野で執筆し、作品がアニメ化されるなど、立て続けにヒット作を生み出しました。
「江川達也」のお勧め
「江川達也」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「BE FREE!」
江川達也のデビュー作で、数学教師の笹錦洸が自由奔放に生きる姿を描いたギャグ漫画です。
学校を破壊したり、暴力団と戦ったり、無人島でサバイバルしたりと、突拍子もない展開が続きます。
笹錦は、同僚の島本圭子に恋をするのですが、彼女は30年後に総理大臣になります。
笹錦は文部大臣になり、再会するのですが、彼は30年前と変わらない姿をしています。
この作品は、『コミックモーニング』に1984年から1988年まで連載され、単行本は12巻まで出版されました。
また、1986年には映画化もされました。
「まじかる☆タルるートくん」
魔法使いの少年タルるートが、人間界で友達を作ったり、悪者と戦ったりする姿を描いたファンタジー漫画です。
タルるートは、人間の少年・石田一太郎と出会い、彼の家に居候することになります。
タルるートは、魔法の国から逃げてきたのですが、その理由は、魔法の国の王子であることを隠していたからです。
タルるートは、魔法の国の悪の組織・ブラックマジック団と対決することになります。
この作品は、『週刊少年ジャンプ』に1988年から1992年まで連載され、単行本は17巻まで出版されました。
また、1990年から1992年までテレビアニメ化もされました。
「東京大学物語」
東京大学に合格した主人公・小林直樹が、東大生活を楽しむ姿を描いた青春漫画です。
小林は、東大に入学すると、美人の先輩・水沢真理や、同級生の女子・桜井美香と出会います。
小林は、水沢に恋をするのですが、彼女は既婚者であることが判明します。
小林は、水沢との恋や、桜井との友情や、勉強やサークル活動など、さまざまな出来事に巻き込まれていきます。
まとめ
「江川達也」の漫画作品の傾向としては、教師を経験していたことから、作品内に学校や教育をテーマとして取り入れることが多く、現在の学校教育や学歴社会・受験戦争を批判しています。
ぜひさまざまな漫画を描く江川達也の作品を楽しんでみましょう。