「奥瀬サキ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「奥瀬サキ」のお勧めの作品を紹介します。
「奥瀬サキ」について簡単に説明
「奥瀬サキ」とは、神奈川県出身で、1966年9月18日生まれの漫画家です。
奥瀬サキは、1986年に白泉社の『月刊コミコミ』に掲載された短編「座敷童子」でデビューを果たしました。
当時のペンネームは「奥瀬早紀」でしたが、後に「奥瀬サキ」に変更しました。
他にも「奥瀬早揮」などの表記違いの名義もあります。
奥瀬サキの代表作には、『低俗霊狩り』や『火閻魔人』・『支配者の黄昏』の桃源津那美シリーズなどがあります。
これらの作品は、都会に巣食う低俗霊や鬼などの超常現象に立ち向かう主人公たちの活躍を描いたバイオレンス・ホラーです。
「奥瀬サキ」のお勧め
「奥瀬サキ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「低俗霊狩り」
桃源津那美という女性探偵が、人間の魂を喰らう低俗霊と呼ばれる存在と戦うダークファンタジー作品です。
白泉社の『月刊コミコミ』と『ヤングアニマル』に連載され、全3巻が刊行されました。
その後は、小学館の文庫版(上下巻)とワニブックスの完全版(全5巻)が発売されました。
完全版には、低俗霊狩りとは直接関係ない作品「ご先祖様はご機嫌斜め」も収録されています。
「火閻魔人」
主人公の女性キャラクターが、人間の魂を喰らう鬼と呼ばれる存在と戦うダークファンタジー作品です。
白泉社の『月刊コミコミ』に掲載され、全1巻が刊行されました。
その後は、幻冬舎コミックスのB6判版(全1巻)が発売されました。
この版には、描き下ろしの番外編と続編にあたる「支配者の黄昏」も収録されています。
また、奥瀬サキが原作を担当したスピンオフ作品「火閻魔人 -鬼払い-」もあります。
これは、ワニブックスの『コミックガム』に連載されています。
「支配者の黄昏」
紫擾津那美が探偵事務所を開き、鬼に変化した人間の事件を調査するダークファンタジー作品です。
新書館の『月刊ウィングス』に掲載され、全1巻が刊行されました。
その後、幻冬舎コミックスのB6判版(全1巻)が発売されました。
この版には、描き下ろしの番外編と前作にあたる「火閻魔人」も収録されています。
また、この作品はOVA化されており、『支配者の黄昏 TWILIGHT OF THE DARK MASTER』というタイトルで1998年に発売されました。
まとめ
「奥瀬サキ」は、自分の作品のスピンオフ作品として、『低俗霊DAYDREAM』や『低俗霊MONOPHOBIA』などの原作も担当しています。
これらの作品は、奥瀬さんの作品と同じ世界観を持ちながら、別の作画家が描いた漫画です。
奥瀬サキは、漫画家としてだけでなく、挿絵やキャラクターデザインなどの仕事もしています。
ぜひ、さまざまなジャンルで勝つヤウする奥瀬サキの作品を楽しんでみましょう。