「奥村真理子」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「奥村真理子」のお勧めの作品を紹介します。
「奥村真理子」について簡単に説明
「奥村真理子」とは、石川県金沢市出身で、1949年生まれの漫画家です。
高校1年のときに、『別冊マーガレット』の漫画投稿コンテストで金賞を受賞し、翌年にデビューを果たしました。
その後は、小学館の学年誌や『ぴょんぴょん』に多くの作品を連載しました。
代表作には、『光のパンジー』や『歌って!ナナちゃん』などがあります。
奥村真理子は、少女漫画を中心に執筆していましたが、音楽や芸能界の歌手を題材にした作品も多くありました。
「奥村真理子」のお勧め
「奥村真理子」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「光のパンジー」
奥村真理子の代表作の1つです。
主人公のパンジーは、親の離婚で母親と暮らすことになりますが、母親は事故で亡くなってしまいます。
パンジーは、そこから孤児院に預けられますが、そこで出会った人々との交流を通して、明るく生きる力を見つけていきます。
この作品は、童話や映画の影響を受けたという奥村真理子のメッセージが込められており、インドネシアや台湾にも翻訳されたことでも知られます。
『ぴょんぴょん』に1988年から1992年まで連載され、てんとう虫コミックスから全10巻が刊行されました。
「歌って!ナナちゃん」
奥村真理子の長期連載作品です。
主人公のナナは、歌手になることを夢見る少女です。
ナナは、幼なじみのユウやライバルのミキとともに、オーディションやコンテストに挑戦しながら、歌の腕を磨いていきます。
この作品は、奥村さんの音楽への愛情が感じられる作品で、当時のアイドルや歌謡界の流行も反映されています。
小学館の学年誌に1983年から1987年まで連載され、てんとう虫コミックスから全12巻が刊行されました。
「ときめいて!ジュン」
奥村真理子の恋愛漫画です。
主人公のジュンは、高校生になって初めて恋に落ちます。
ジュンの恋の相手は、同じクラスのイケメンで優しいヒロです。
ジュンは、ヒロに近づくために、彼の好きなバスケットボール部にマネージャーとして入ります。
しかし、ヒロには既に彼女がいることが判明します。
この作品は、奥村さんの少女漫画らしい作品で、キュートな絵柄とキラキラした恋の展開が魅力です。
『小学一年生』と『小学二年生』に1988年から1992年まで連載され、てんとう虫コミックスから全6巻が刊行されました。
まとめ
「奥村真理子」の作品は、日本だけでなく、インドネシアや台湾などにも翻訳されて輸出されました。
また、復刊ドットコムによって、コミック本が復刻され再版されるなど、長く愛されている漫画家です。
ぜひ、精力的に漫画作りを続ける奥村真理子の作品を楽しんでみましょう。