「上木敬」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「上木敬」のお勧めの作品を紹介します。
「上木敬」について簡単に説明
「上木敬」とは、埼玉県出身の漫画家です。
旧名義は木下敬次です。
2011年に第1回GカップEカップで受賞し、2013年に『ロードローグ』でデビューを果たしました。
その後は、『少年ジャンプNEXT!』や『ジャンプGIGA』などの増刊誌で読切作品を発表しました。
2020年から2022年まで、『週刊少年ジャンプ』で『破壊神マグちゃん』を連載し、初の単行本作品となりました。
「上木敬」のお勧め
「上木敬」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「破壊神マグちゃん」
かつて混沌の神々と呼ばれ恐れられた存在の中でも第一柱に位置する破壊神マグ=メヌエクが、封印から解放されたものの弱体化してしまい、海辺の田舎町に住む中学生の少女・宮薙流々と同居することになるという、ゆるっと破壊神コメディです。
マグちゃんは、自分を信奉する信徒を増やすためにプロフィール帳を使ったり、ほかの邪神や聖騎士と戦ったり、流々の日常に巻き込まれたりします。
「サラマンドラの囚神」
SF読切作品です。
作画は小浪豊が担当しました。
この作品は、『ジャンプGIGA 2023 EARLY SPRING』に掲載されました。
ストーリーは、宇宙に移住した人類が、惑星探索のために遺伝子操作による強化人類を開発するというものです。
主人公は、サラマンダーの遺伝子を組み込まれた不死身の囚人で、999回目の死刑に処されるところから物語が始まります。
この作品は、ボイスコミック化されており、主人公の声は小林裕介さんが担当しています。
「箱の中の青」
『少年ジャンプNEXT!!』2015年vol. 4に掲載された作品です。
ストーリーは、箱の中に閉じ込められた少年が、外の世界に憧れて脱出を試みるというものです。
しかし、外の世界は彼が想像していたものとは違っていました。
この作品は、上木敬の初期の作品であり、後の連載作品『破壊神マグちゃん』の原型となったと言われています。
上木敬は、この作品を描くにあたって、H・P・ラヴクラフトの短編小説『アウトサイダー』に影響を受けたと語っています。
まとめ
「上木敬」は、の作風は、ジャンプ本誌のオアシス的存在と評されるほど、ほのぼのとした雰囲気が特徴的です。
ぜひ、さまざまな漫画を描く上木敬の作品を楽しんでみましょう。