「上北ふたご」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「上北ふたご」のお勧めの作品を紹介します。
「上北ふたご」について簡単に説明
「上北ふたご」とは、日本の双子の漫画家姉妹のことです。
高知県出身で、本名は姉が上北実那、妹が上北希沙です。
上北ふたごは、アニメーターとして笹川ひろしに師事し、タツノコプロの作品でキャラクターデザインを担当しました。
その後、漫画家に転身し、赤塚賞に準入選した経歴を持ちます。
オリジナル作品のほか、テレビアニメのコミカライズも多く手がけています。
特に、プリキュアシリーズのコミカライズは初代から続けており、なかよし誌で人気を博しています。
プリキュア同士の友情やギャグを独自のタッチで描き、大きいお友達からも「ふたご神」と呼ばれるほどの支持を得ています。
「上北ふたご」のお勧め
「上北ふたご」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「よばれてとびでて!アクビちゃん」
『ハクション大魔王』の登場キャラクターのジンであるアクビちゃんを主人公としたスピンオフ作品で、小学5年生の女の子眠田ころんをご主人様として、魔法の力で色々な騒動を起こします。
2001年から2002年にかけて全26話が放送されました。
また、漫画版も講談社の『なかよし』で連載されていました。
キャラクター原案の吉田すずかは、タツノコプロ創業者で『ハクション大魔王』の原作者・吉田竜夫の長女であり、漫画作画担当の上北ふたごは、双子の姉妹で漫画家です。
「ひみつのアッコちゃんμ(ミュー)」
赤塚不二夫の名作『ひみつのアッコちゃん』をリメイクした漫画作品です。
原作は1962年から集英社のりぼんで連載され、テレビアニメも大ヒットしました。
リメイク版は、赤塚不二夫生誕80年記念企画の一環として2016年にスタートしました。
漫画は上北ふたご、シナリオは井沢ひろし、原作は赤塚不二夫、協力はフジオ・プロダクションという豪華なスタッフで制作されました。
ストーリーは、代々譲り受けてきた鏡を大切にしている中学生の加賀美あつ子(かがみあつこ)が、鏡の国の女王様から変身コンパクトをプレゼントされることから始まります。
コンパクトは、鏡の国の王子様・姿時生(すがたときお)の護衛役として必要な機能がいっぱい詰まっています。
アッコは、人間界を学ぶためにお忍びでやってきた時生とともに、ときめきいっぱいの青春模様を繰り広げます。
「きまぐれマタタビシスターズ」
この作品は、猫の手も借りたいというお助けコールを受けて、5匹の猫が人型に変身して様々なトラブルを解決するというギャグストーリーです。
この作品は、講談社の少女漫画雑誌「なかよし」と「るんるん」で連載されました。
単行本は、あやふや文庫から全1巻が発売されています。
まとめ
「上北ふたご」は、故郷の高知で執筆活動をしており、原稿はデータで編集部に送っています。
ぜひ、さまざまな漫画を描く上北ふたごの作品を楽しんでみましょう。