「カツピロ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「カツピロ」のお勧めの作品を紹介します。
「カツピロ」について簡単に説明
「カツピロ」とは、大阪府出身の漫画家です。
カツピロの漫画の特徴は、ほんわかしたイラストで、コメディタッチな作品を描くことです。
ギャグ漫画やエッセイ漫画のジャンルで活躍されています。
カツピロの漫画の代表作は、『身内に(ヤ)がおりましてん』というコミックエッセイです。
カツピロは、他にも『まんがくらぶ』で「手のりおかん」を連載したり、『本当にあった (生)ここだけの話』や『本当にあった愉快な話』などの実話漫画誌で、裏社会ものやアングラもののルポ漫画や芸能ゴシップ漫画などを発表したりしています。
また、電子書籍限定で『漫画より漫画家のほうが漫画だったという漫画』という作品も出しています。
「カツピロ」のお勧め
「カツピロ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「パンピーパンピー」
1996年から1997年にかけて『週刊ヤングジャンプ』で連載していたコメディ漫画です。
主人公はパンピーという名前の中学生で、彼の日常や友人、家族とのやりとりを描いています。
パンピーは自分の名前が嫌いで、周りからもからかわれています。
パンピーの名前の由来は、パントテン酸とビタミンPを合わせた造語で、乳酸菌飲料のブランド名でもあります。
パンピーはその飲料の大ファンで、毎日飲んでいます。
パンピーのキャッチフレーズは「パンピーはパンピーだからパンピーなんだ」です。
「身内に(ヤ)がおりましてん」
彼の幼少期に親戚の暴力団員と暮らしていたという実体験を描いたコミックエッセイです。
この作品は、2011年から2014年まで竹書房のバンブーコミックスエッセイセレクションで全4巻が刊行されました。
この作品では、運動会で刺青が透けたり、ショバ代の取り立てに付き合わされたり、押入れから怪しい薬が出てきたりという、普通の家庭ではあり得ないエピソードが満載です。
「手のりおかん」
4コマ漫画です。
主人公は東京で一人暮らしをするOLの娘と、宅配便で送られてきた小さくなった大阪のおかんです。
おかんは娘の部屋で手のりサイズのまま暮らし、娘の恋愛や仕事などに干渉したり助言したりします。
おかんの愛情とおせっかいがほっこりするコメディタッチの作品です。
まとめ
「カツピロ」は、自身の経験や取材をもとに、笑いと涙のある作品を描く漫画家です。
ぜひ、さまざまな漫画を描くカツピロの作品を楽しんでみましょう。