「影丸穣也」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「影丸穣也」のお勧めの作品を紹介します。
「影丸穣也」について簡単に説明
「影丸穣也」とは、大阪府出身で、1940年1月3日生まれの漫画家です。
貸本漫画屋で借りたさいとう・たかをの空気男爵に影響を受けて、漫画を描き始めました。
1957年に単行本怪獣男爵でデビューを果たしました。
影丸穣也は、日の丸文庫や東光堂などの貸本漫画出版社に原稿を持ち込み、多くの作品を執筆しました。
1961年に漫画雑誌漫画王に拳銃エースを連載して人気を博しました。
1963年に上京し、東京都国分寺に住みました。
1966年に週刊少年マガジンにワルなどを執筆しました。
同年にJKプロという漫画制作会社を創設しました。
このように、非常に精力的に活動した人物です。
「影丸穣也」のお勧め
「影丸穣也」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「空手バカ一代」
梶原一騎の原作による空手漫画です。
主人公の大山倍達は、空手の道を極めるために、日本や海外で数々の強敵と戦っていきます。
空手の技や精神をリアルに描き、空手ブームを巻き起こしました。
影丸穣也は、大山倍達の動きを参考にして作画を行いました。
この作品は、週刊少年マガジンで1968年から1971年まで連載され、1977年には東映で映画化されました。
「ワル」
真樹日佐夫の原作による学園ハードボイルド漫画です。
主人公の氷室洋二は、「ワル」と呼ばれる不良生徒で、名門鷹ノ台高校を舞台に、学校側との闘いを繰り広げます。
氷室は、自分の信念に基づいて、不条理な社会に立ち向かっていきます。
この作品は、週刊少年マガジンで1970年から1972年まで連載され、単行本は全13巻です。
その後、『ワル外伝』『ワルふたたび』『新書ワル』『ワル正伝』『ワル最終章』とシリーズ化され、氷室の成長と遍歴を描きました。
「三国志曹操伝」
中国の歴史小説『三国志演義』の主要人物である曹操の生涯を描いた漫画です。
曹操は、乱世の英雄として、政治や戦略に優れた才能を発揮しましたが、同時に野心や残忍さも持っていました。
影丸穣也は、曹操の人間性や思想を深く掘り下げ、彼の魅力や葛藤を表現しました。
この作品は、プレイコミックで1989年から1990年まで連載されました。
まとめ
「影丸穣也」は、他にも多くの作品を手がけました。
例えば、横溝正史の金田一耕助シリーズの漫画化や、NHKのプロジェクトXや大河ドラマの義経の漫画版などです。
また、影丸穣也は、国際護道連盟の名誉顧問を務めました。
ぜひ、さまざまなジャンルで活躍した影丸穣也の作品を楽しんでみましょう。
