「岡部 冬彦」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「岡部 冬彦」のお勧めの作品を紹介します。
「岡部 冬彦」について簡単に説明
岡部 冬彦は、1922年、東京生まれ。
東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業後ライオン歯磨宣伝部を経て、漫画家となっています。
画力の高いことは知られていますが、会社員を経て漫画家になった経歴は、当時の時代状況を考えると変わり種の人でした。
今風に言うとマルチな才能の持ち主で、特に無類の飛行機好きで知られ、漫画家としての第一線を退いてからは、交通、通信、エネルギー問題の講演会を開催していました。
漫画以外の著書に「岡部冬彦のヒコーキばんざい」、阿川弘之が文章を書いた絵本「きかんしゃ やえもん」等が良く知られています。
ちなみに、長女は漫画家のおかべりか、長男は航空・軍事評論家の岡部いさく、次女はイラストレーターの水玉螢之丞です。
「岡部 冬彦」のお勧め
「岡部 冬彦」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「アッちゃん」
河鹿アツシは「一日でも早く大人になりたい」と思っている、大人も顔負けの考えと行動力を持つ少年です。
そんなアッちゃんのいる所謂、庶民家庭を舞台にさまざまな場所での日常とそこに巻き起こる騒動などを描いています。
ほっとさせる作風が特徴です。
「ちびくろさんぼ 2」
幻のベストセラー岩波版絵本ついに復刊しまた。
なななんと、ちびくろ・さんぼに、可愛い双子の弟ができたのでした。
そのふたりの弟の名前は「ちびくろ・うーふ」と「ちびくろ・むーふ」です。
「よみうりのPB はじめてのフライト」 単行本
「飛行機でおすしを食べに行こう」というのが最初でした。
主人公のけんちゃんは飛行機が好きで、操縦免許をもっているおじいちゃんと、飛行機に乗ることになりました。
まとめ
1950年代後半から、精力的に活動した岡部冬彦の作品は、50年以上たった今読んでも、まったく色あせることなく心を心地よく揺さぶってくれます。
今の時代にこそ、是非、手に取って、独特の世界観に浸ってみてください。
期待を裏切らないはずです。
