「岡本一平」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「岡本一平」のお勧めの作品を紹介します。
「岡本一平」について簡単に説明
「岡本一平の漫画」の作者の岡本一平とは、日本の漫画家であり、ほかにも画家・文筆家・仏教研究家という多彩な顔を持つ人物です。
妻は歌人・小説家の岡本かの子で、長男は大阪万博の太陽の塔などの作品を残した、芸術家の岡本太郎です。
津藩に仕えた儒学者である岡本安五郎の次男である書家の岡本可亭と母・正の長男として北海道函館区汐見町に生まれます。
東京・大手町の商工中学校から東京美術学校西洋画科に進学し、藤島武二に師事しました。
岡本一平は帝国劇場で舞台美術の仕事に関わった後、夏目漱石から漫画の腕を買われます。
当時朝日新聞に連載中の正宗白鳥の小説「生霊」で挿絵を担当していた名取春仙の代筆を務めたあと、社会部長の渋川玄耳の口添えで1912年(大正元年)に朝日新聞社に入社します。
8月1日号に寄稿したこま絵『黒きリボンと愁たき顔』で漫画記者としてデビューしました。
以後、朝日新聞を中心とする新聞や雑誌で、漫画に軽妙な文章の解説文を添えた独自の「漫画漫文」というスタイルを確立し、大正から昭和戦前にかけて一時代を築き上げます。
昭和4〜5年に刊行された『一平全集』は、5万セットも売れる大ベストセラーとなりました。
「岡本一平」のお勧め
「岡本一平」のお勧めの商品を紹介します。
「岡本一平漫画漫文集」
大正から昭和にかけての時代の世相風俗を伝える貴重な資料としても用いられている、岡本一平の漫画漫文集です。
漱石を唸らせた漫画漫文の傑作集『探訪画趣』、ストーリー漫画の創始者としての代表作『女百面相』、大正デモクラシーを背景にした政界漫画、肖像漫画家としての代表作『新水や空』などの代表作が収録されています。
まとめ
「岡本一平の漫画」について解説しました。
通販サイトでも購入できます。
独自の漫画漫文を堪能したい方は、ぜひ通販サイトなどで手に取ってみましょう。
