「神田森莉」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「神田森莉」のお勧めの作品を紹介します。
「神田森莉」について簡単に説明
「神田森莉」とは、北海道小樽市出身で、1963年12月3日生まれの漫画家です。
神田森莉は、25歳まで少女漫画家を志していましたが、デビューできずにレディコミ誌に投稿を始めました。
1989年に、笠倉出版社の『ラビアン』にてデビューを果たしました。
1990年代には、人気ホラーコミック『ホラーM』などで人気を博しました。
代表作には、『怪奇カエル姫』『怪奇ミイラ少女』『37564(みなごろし)学園』『少女同盟』などがあります。
近年では、ホラー漫画を描く傍ら、実話漫画にも手をつけ、体当たり漫画家と化しています。
「神田森莉」のお勧め
「神田森莉」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「怪奇カエル姫」
いじめられっ子のオチコが不良の池野に助けられて恋に落ちるというストーリーです。
しかし、実は池野はカエルの妖怪で、オチコを食べようと企んでいたのです。
オチコは池野の正体を知らずに、彼を王子様だと信じていますが、やがてその希望が絶たれることになります。
この作品は、ホラーとギャグの世界を独特のタッチで表現した神田森莉の魅力が詰まった一冊です。
「少女同盟」
眉目秀麗で成績優秀な女の子たちだけが集う『少女同盟』に突然入会を許されたきりえが、驚愕の秘密を知ることになるというストーリーです。
少女同盟は、男子禁制の純潔な結社のように見えますが、実はその裏で残酷な儀式を行っていたのです。
きりえは、少女同盟のメンバーたちによって、恐ろしい罠にはめられてしまいます。
この作品は、愛と希望の花が散る悲劇的な展開と、恐怖と踊る少女たちの狂気的な表情が印象的な作品です。
「栗坊主」
絵本が好きな空想がちな子供の愛子が、おばあちゃんにお弁当を届けに行く途中で、飢えた妖怪『栗坊主』に襲われるというストーリーです。
栗坊主は、山に住む栗の実のような姿をした妖怪で、人間の肉を食べるのが大好きです。
愛子は、栗坊主にお弁当を食べられてしまい、おばあちゃんが餓死してしまうことを恐れます。
しかし、おばあちゃんの家に駆けつけたときには、既におばあちゃんは死んでいました。
この作品は、ファンタジーとホラーの要素を組み合わせた、神田森莉の新境地を示す作品です。
まとめ
「神田森莉」の漫画は、独創的で衝撃的な作風で、ファンや評論家から高い評価を得ています。
一方で、過激な描写や内容により、批判や問題も起こしています。
ぜひ、さまざまなジャンルの漫画を描き続ける神田森莉の作品を楽しんでみましょう。
