「愛本みずほの漫画」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「愛本みずほの漫画」の特徴とお勧めの作品を紹介します。
「愛本みずほのヒストリー」
愛本みずほさんは、幼稚園の頃から絵を描き始め、様々な紆余曲折をへて漫画家になりました。
1994年「別冊フレンド」にて、白血病と骨髄移植をテーマにした『由希子 -輝くいのち-』を発表し、それがテレビドラマ化され、注目を集めました。
そして、2005年には「BE・LOVE」にてあの『だいすき!! ゆずの子育て日記』の連載を開始して、大ヒットになりました。
社会的弱者や知的障害者にまっすぐに向き合った作風が多くの人の心を打ち、話題になりました。
大ヒット「だいすき!! ゆずの子育て日記」
物語の主人公の福原柚子(ゆず)は、障害者支援事業所に通う軽度の知的障害者という設定です。
恋人だった同僚の草介が交通事故で亡くなり、その直後に柚子の妊娠が発覚し、柚子は娘のひまわりを出産し、シングルマザーとなってしまいます。
きつい人生が始まるようになりますが、その中で子供のひまわりの成長を軸に、母と子の絆やその反対の思いのぶつかり合いを描いた作品です。
愛本みずほの代表作であり、子育て経験がある障害者の実体験を踏まえ、育児で直面する厳しい状況が大変話題になりました。
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「愛本みずほの漫画」のお勧め
通販では様々な愛本みずほの漫画を扱っています。
数ある愛本みずほの漫画で、「だいすき!! ゆずの子育て日記」とは別に最近人気のある作品を3つ紹介します。
「愛しい嘘 優しい闇」
とある理由で、漫画家への道をあきらめた今井望緒が、失意のうちに参加した中学校の同窓会で、初恋の人・雨宮秀一再会します。
目で追いかけるだけの憧れの存在だったのに、じつは望緒のことをずっと見ていたと打ち明けられて、困惑する主人公がいます。
そして、望緒の周囲では立て続けに事件が発生して‥・・・初期の頃の障害をテーマにしていない秀作です。
「由希子-輝くいのち-」
21歳の人生を駆け抜けた少女の物語です。
白血病と闘いながら、骨髄バンク推進運動に命をかけました。
ある日、突然襲った死への恐怖に果敢に立ち向かい、最後まで未来を信じて生きぬく姿に生きることの尊さと、素晴らしさを描かれて、大変話題になりました。
「ぼくの素晴らしい人生」
生まれつき文字の読み書きが苦手な忍。
高校も卒業できず、その為に見つけたバイトもクビになってしまう少年が主人公です。
そんなとき、忍は喫茶店のマスターに、ディスレクシアという障害ではないかと教えられる。
彼は同じ障害でありながら飄々と生きており、忍はマスターの力を借りて前に向かって歩き始めるのでした。
まとめ
「愛本みずほの漫画」は、病気や障害をテーマにした漫画が多いです。
はまる人ははまります。
「だいすき!! ゆずの子育て日記」は、知的障害者の子育てにスポットを当てた作品です。
是非一読をお勧めします。