「ヘッドカバー液体ガスケット」はさまざまなメーカーから発売されています。
これからヘッドカバーのガスケット交換を自分で行おうと考えている方のために、ヘッドカバー液体ガスケットの選び方とお勧めの商品を紹介します。
「ヘッドカバー液体ガスケット」を選ぶコツ
液体ガスケットは固体ガスケットよりも流動性があるため、ヘッドカバーなどのこまかい部分の液漏れや排気漏れの修理にも適しています。
「ヘッドカバー液体ガスケット」を選ぶポイントを解説します。
「色で選ぶ場合」
「ヘッドカバー液体ガスケット」は、塗布して乾くと硬化する性質があります。
塗布後ヘッドカバーに近い色の液体ガスケットを選ぶことで、仕上がりがきれいになります。
ヘッドカバーの色に近い着色のものを選ぶか、透明や半透明タイプの液体ガスケットを選べば、塗った後が目立ちません。
「粘性で選ぶ場合」
「ヘッドカバー液体ガスケット」は商品によって粘性が異なります。
粘性が高い液体ガスケットは硬化後厚みのある仕上がりとなるため、大きなひび割れを修理したいときや、振動する箇所が近くにあり粘着性を高めたいときなど向きです。
粘性が低い液体ガスケットは硬化後薄めの仕上がりとなるため、小さなひび割れの修理や振動の影響を受けない場所に使用すると、修理のあとが目立ちにくくなります。
「ヘッドカバー液体ガスケット」のお勧め
「ヘッドカバー液体ガスケット」にはさまざまな商品があり、通販サイトで購入できます。
お勧めのヘッドカバー液体ガスケットを2つ紹介します。
「キタコ 液体ガスケットKC-027」
1本あたり5gの液体ガスケットが封入された、使い切りタイプの商品です。
ガスケットの交換や小さなひび割れの修理など、使用するのが1度のみの場合はこちらの商品が向いています。
液体ガスケットは開封してしばらく経つと硬化して使えなくなってしまうため、少量のみ使いたいときにお勧めです。
「和光ケミカル ワコーズ GM-T ガスケットメイク(液体パッキン)100g 」
RTVシリコーン(脱オキシム型)の液状ガスケットです。
粘性が高く肉盛りの大きな仕上がりとなります。
においが少なく使いやすいのも魅力。
耐油性、耐薬品性、耐振動性、耐寒、耐熱性などにもすぐれているため、液体ガスケットとしてのほかコーキング剤や弾性接着剤としても使用できます。
まとめ
「ヘッドカバー液体ガスケット」はさまざまな商品が発売されています。
使用する頻度や箇所に応じたものを選びましょう。