「粕谷紀子」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「粕谷紀子」のお勧めの作品を紹介します。
「粕谷紀子」について簡単に説明
「粕谷紀子」とは、東京都大田区出身で、1952年11月19日生まれの漫画家です。
1975年に「夜明け」という作品でデビューを果たしました。
代表作には、専業主婦の生き方や家族の絆を描いた『離婚予定日』や『私はシャドウ』などがあります。
粕谷紀子の作品は、現代社会の女性や家族の悩みや葛藤をリアルに描き出し、多くの読者の共感を呼んでいます。
また、歴史ロマンやミステリーなど、幅広いジャンルにも挑戦しています。
「粕谷紀子」のお勧め
「粕谷紀子」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「離婚予定日」
2001年から2007年まで月刊YOUに連載されました。
単行本は全11巻で出版されています。
この作品は、平凡な夫とマセた娘の三人暮らしをしている主婦・鮎川早紀が、夫から突然「3年後の離婚」を宣告されるところから始まります。
夫は早紀の親友である美人弁護士と不倫しており、早紀には自立するための時間を与えると言います。
早紀はショックを受けながらも、Xデーへのカウントダウンが始まったことをきっかけに、自分の人生を見つめ直し、仕事や恋愛に挑戦していきます。
一方、夫や娘もそれぞれに葛藤や成長を経験していきます。
「私はシャドウ」
集英社の雑誌YOUに2007年から2010年まで連載され、文庫版は全6巻が発売された作品です。
この作品は、夫にベタ惚れで専業主婦として尽くすことに生きがいを感じていた浅葱芹菜が、夫の不倫や暴力に気づき、探偵の陣内と出会って人生が変わっていくというものです。
芹菜は陣内の事務所で働き始め、自分の夫だけでなく、他の人の浮気や問題も調査していきます。
その過程で、芹菜は自分の価値観や感情に向き合い、成長していきます。
陣内もまた、芹菜の純真さや優しさに触れて、愛に対する不信感を克服していきます。
「森はなに色」
1980年から1982年まで週刊セブンティーンに連載され、全7巻の単行本が発売されました。
主な舞台は横浜で、幼なじみのカイとシュンが、同じ女性・裕子に恋をしたことから始まる10年間の愛の物語です。
三角関係や友情、結婚や出産、死別や再会など、さまざまな人生の転機を描いています。
作品は第一部と第二部に分かれています。
まとめ
「粕谷紀子」は、漫画家になる前は、銀行員やOLとして働いていました。
現在は、集英社の女性向け雑誌『YOU』にて連載を続けています。
ぜひ、さまざまな漫画を精力的に生み出す粕谷紀子の作品を楽しんでみましょう。