「桂遊生丸」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「桂遊生丸」のお勧めの作品を紹介します。
「桂遊生丸」について簡単に説明
「桂遊生丸」とは、2月17日生まれの漫画家です。
主にメディアワークスの雑誌で作品を発表しており、代表作は『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』です。
桂遊生丸は、あかほりさとるとのコラボレーションで知られています。
「桂遊生丸」のお勧め
「桂遊生丸」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」
あかほりさとる原作、桂遊生丸作画による漫画作品です。
2004年から2007年まで月刊コミック電撃大王に連載され、全5巻が発売されました。
この作品は、宇宙船の事故で男から女になってしまった少年・はずむと、彼女をめぐる2人の少女・やす菜ととまりの三角関係を描いた恋愛ストーリーです。
性転換の葛藤や純粋な恋心をテーマにした作品で、少女マンガ的な技法も取り入れられています。
この作品は、コミック版のほかにも、アニメ版、小説版、ゲーム版、ドラマCD版などのメディアミックスが展開されています。
しかし、それぞれの内容は全くの別物であり、結末も異なります。
コミック版はシリアスなストーリー展開を見せますが、アニメ版は三角関係を強調してコミカルな描写も多くあります。
小説版は性転換の葛藤をしっかりと描写しており、3人の視点から見た心境変化を主軸に据えています。
「Roman」
音楽ユニットSound Horizonのアルバム『Roman』を原作とした漫画です。
Sound Horizonは「物語組曲」と呼ばれる音楽表現の新たな地平を拓いたグループで、『Roman』は生と死をテーマにした幻想物語の集まりです。
桂遊生丸は、このアルバムから6曲を選んで漫画化しました。
それぞれの物語は、失われた子供、家族、恋人、友人、自分自身との向き合い方を描いています。
感動的で美しい作品です。
「ラブアレルゲン」
あかほりさとると桂遊生丸のコラボレーションによる少年漫画です。
あかほりさとるは原作を担当し、桂遊生丸は作画を担当しています。
この作品は、2010年から2014年まで電撃コミックスで連載され、全4巻が発売されました。
風光明媚な温泉街に住む少女・ほのみは、恋をしたいと思っているが、なかなか恋に落ちられません。
そんな彼女の前に、恋をしたくないと言う美少年・たすくが現れます。
たすくは、伝説の桜の精から「恋とはなにか?」という問いを受け取り、ほのみと一緒に恋の研究を始めることになります。
しかし、ほのみの幼馴染・アキや、たすくに恋する少女・みやこなど、様々な人物が絡んで、恋の実験は思わぬ展開に陥ります。
まとめ
「桂遊生丸」の作品は、少女マンガ的な技法や、性転換や百合といった特殊なテーマを取り入れていることが特徴的です。
ぜひ、こだわりの設定で、独特な世界観を描く桂遊生丸の作品を楽しんでみましょう。
