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「岸大武郎」のオススメは?ランキングや作風も含め簡単に解説

「岸大武郎」のオススメは? 色々な商品

岸 大武郎は、才能にあふれたマルチな人、着想がSF的で科学好きな才人、早稲田大学理工学部建築学科卒業した一流技術者の顔を持つ漫画家です。

1985年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)掲載の『水平線にとどくまで』で商業誌にデビューを果たしています。

有限会社タートル・グラフィックを立ち上げて、近年は電子書籍で過去の作品&新しい作品を発表しています。

ITに極めて強い漫画家です。

岸 大武郎の世界

岸 大武郎は、代表作に『恐竜大紀行』『てんぎゃん〜南方熊楠伝〜』などがあげられます。

これらの作品の発表当時は、業界的には所謂「バトルもの」が主流で、科学解説色の強い作品とか、伝記ものの作品はあまり人気がありませんでした。

『恐竜大紀行』では弱肉強食の世界で、生き延びることの難しさ。

そして、生命の美しさも描かれていましたし、『てんぎゃん〜南方熊楠伝〜』では、あの和歌山の生んだ超人南方熊楠をリアルに描き出していました。

ただ両作品とも長期連載とはなりませんでしたが、大人が読むのにも十分に耐えられる内容になっていました。

その後は2011年、フューチャーサイエンスシリーズ(PHP研究所)にて『錬命術』を集中連載しています。

大衆受けを極端に意識するということはなく、書きたいもの、子供たちに伝えたいものを書くという姿勢を貫いています。

「岸 大武郎の漫画」のお勧め

岸 大武郎の漫画は、アマゾン等ネットでも沢山取り扱われています。

岸 大武郎の漫画のなかで、人気のある作品についてご紹介します。

ポチ・ザ・グレートディガー Kindle版

貴金属に対する不思議な嗅覚を持つ謎の男「ポチ」が主人公です。

日本各地に眠れる財宝を巡って、彼が様々な冒険を・・・

未発表作品初の電子書籍化事例になります。

夢工場 岸大武郎 短編集② Kindle版

1995年に秋田書店チャンピオンJACK誌において『針千本の罰』のシリーズタイトルで隔週連載された短編オムニバス集です。

『がんばれ地底人!!』『夢工場』『孝行したくない時に親は有り』『THE SECOND MAN(第2の男)』『英雄はつくられる』の5作品となります。

てんぎゃん-南方熊楠伝- 第一巻 てんぎゃん-南方熊楠伝- Kindle版

紀州和歌山が生んだ知の巨人、南方熊楠の波乱に富んだ人生を赤裸々に描写しています。

すさまじい能力の高さだけでは、超えられない壁にぶつかる姿が感動的に描かれています。

’90〜’91年に週刊少年ジャンプ誌上にて連載された作品を、再編集した物です。

まとめ

既成の漫画家の枠を超えた漫画家が岸 大武郎です。

1983年、『21世紀の流れ星』が手塚賞準入選し主に『週刊少年ジャンプ』で活躍しました。

決して多作の漫画家ではありませんが、バトル全盛期のジャンプの中で、ひときわ異彩を放ち、いわゆる大人の感性でも受け入れられる上質な物語を描いていました。

そんな岸 大武郎の作品が面白くないはずがありません。

是非、手に取って、独特の世界観に浸ってみてください。

読み手の期待を裏切らないはずです。

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