「緒方てい」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「緒方てい」のお勧めの作品を紹介します。
「緒方てい」について簡単に説明
「緒方てい」とは、大阪府出身の漫画家です。
2000年に「キカイじかけの小町」でデビューし、その後は、「キメラ」、「人造人間カティサーク」、「暁闇のヴォルフ」、「ラフダイヤモンド」などの作品を描きました。
ファンタジーやSFの要素を取り入れた独創的な作風が特徴的です。
漫画元気発動計画という漫画業界活性化団体にも参加しており、音声やエフェクトを付けた電子書籍Domixで「アンドロイドのいる法律事務所」を映像作品として復活させました。
また、ライトノベルの挿絵も手がけており、「異世界エルフチェーンソー」、「その無能、実は世界最強の魔法使い」、「大精霊の契約者」などの作品に携わりました。
「緒方てい」のお勧め
「緒方てい」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「人造人間カティサーク」
月刊コミックラッシュという雑誌にて連載されました。
この作品は、毎週月曜日の夜7時に襲来する謎の巨大人造人間(ブラックマンデー)に対抗するために、少女の姿をした戦闘用人造人間(カティサーク)を操る少年(峠鉄兵)の物語です。
カティサークは、言葉は理解できるが機械語しか発声できないという特徴があります。
この作品は、前作のキメラとは異なった角度から戦時下における恋模様を描いています。
「平安ブレイズ」
物語の舞台は京都で、千年前に隕石に乗ってやってきた人間の魂を喰らう異形の生物「平安京影裏暗」が復活し、人々を襲います。
その生物たちを滅するために、陸上自衛隊特務部隊・陰陽寮「焔」所属の検非違使として戦う巫女たちの活躍を描いています。
主人公は、榊夕子という刀を使った電光の侍です。
彼女は、朧かすみという銃を使ったスナイパーとコンビを組んでいます。
他にも、弓崎桜と弓崎橘という双子の姉妹や、クラウスというドイツ人の男性など、個性的な仲間たちが登場します。
「暁闇のヴォルフ」
舞台は第一次世界大戦の敗北、そしてそれに伴う反乱と革命の記憶も新しいワイマル共和国です。
世界最後の魔導師を喰らった狼王ヴォルフは、何の因果か魔導師の孫娘フェルスと共に行動することとなります。
人間と相容れない存在であり、娘を置いていこうとするヴォルフ。
しかしその心臓には魔導師が死の間際に放った「愛」と「正義」の2つの呪いがかかっていたのでした。
旅を続ける2人の前に、次々と闇の怪物達が襲い掛かります。
まとめ
「緒方てい」は、漫画だけでなく、イラストやライトノベルなど、さまざまな形で表現を行っています。
ぜひ、さまざまな活動に精を出す緒方ていの作品を楽しんでみましょう。