「大野安之 (おおのやすゆき)」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大野安之 (おおのやすゆき)」のお勧めの作品を紹介します。
「大野安之 (おおのやすゆき)」について簡単に説明
「大野安之 (おおのやすゆき)」とは、埼玉県出身の漫画家です。
大野安之は1982年に「パイナップル・クラッシュ」でデビューを果たし、それ以来、多くの出版社で様々なジャンルの作品を発表してきました。
代表作には、「That’s!イズミコ」、「精霊伝説ヒューディー」、「超鉄大帝テスラ」などがあります。
大野安之の作風は多彩で、ギャグとシリアス、SFとファンタジー、官能と猟奇、ミリタリーとスチームパンクなど、さまざまな要素を組み合わせています。
また、同人誌も発行しており、コラージュやCGなどの技法も取り入れています。
「大野安之 (おおのやすゆき)」のお勧め
「大野安之 (おおのやすゆき)」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「That’s!イズミコ」
1983年から1987年までスタジオシップで連載されたコメディ漫画です。
主人公はマッドサイエンティストの極楽院和泉子と、彼女の友人やライバルたちです。
和泉子は自分の発明品や実験で様々な騒動を起こします。
SFやファンタジーの要素も多く含まれています。
全6巻で、新装版が2021年にJコミックテラス×ナンバーナインから発売されました。
「SCENE」
1988年に笠倉出版社から発売された単行本です。
カルトコミックスというレーベルで刊行された作品で、性愛美少女少年集という副題がついています。
同性愛や猫耳、インセストなどのテーマを扱った作品が収録されています。
「ゆめのかよいじ」
大野安之のSF漫画です。
1987年と1988年に少年画報社のヤングキングという雑誌で連載されました。
コミックスは1988年に少年画報社から、2001年に角川書店からそれぞれ刊行されています。
この作品は、郊外の高校に転校した少女・宮沢真理が、廃校となった木造校舎で女の子の「幽霊」と出会うところから始まります。
真理は幽霊の女の子・岡部梨絵と不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆を実感していきます。
作品には自然や古の伝説を交えた日本的な内容や、ノスタルジックな雰囲気が特徴的です。
まとめ
「大野安之 (おおのやすゆき)」は、自身の作品にスピンオフやスター・システム、クロスオーバーなどの手法を用いて、共通の世界観を作り上げています。
例えば、「That’s!イズミコ」のキャラクターは「超電寺学園きらきら」や「超鉄大帝テスラ」にも登場します。
また、アニメ制作にも関わっています。
ぜひ、多彩に活躍する大野安之の作品を楽しんでみましょう。