「大野 潤子(おおの じゅんこ)」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大野 潤子(おおの じゅんこ)」のお勧めの作品を紹介します。
「大野 潤子(おおの じゅんこ)」について簡単に説明
大野 潤子(おおの じゅんこ)は、1964年生まれの神奈川県出身の漫画家です。
以前から漫画はアマチュアとして書いていましたが、21歳になった1985年、『別冊少女コミック』(小学館)に掲載された「11月は春の国へ」でデビューしています。
以後、主に『ベツコミ』『デラックスベツコミ』を中心に活躍しています。
代表作はあの「空の風景」になります。
『凛花』(小学館)誌上において「トウカ草子」「鎌倉逢魔が刻」を連載していて、現在はフラワーズ増刊に時々描いてます。
大野 潤子の作品は、連載作品の多くが1話読み切りのストーリーであることが特徴になっています。
その短編の中に叙情的で繊細な心情が描かれているのが大きな魅力になっています。
1999年、子宮体ガンであることがわかり全摘手術を受けて、闘病生活に入りました。
ただ2004年に再発するが、治療を受けながら執筆を続けています。
「大野 潤子(おおの じゅんこ)」のお勧め
「大野 潤子(おおの じゅんこ)」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「大野潤子短編集〜バクと棲む〜(1) 」(フラワーコミックスα) Kindle版
獏が主人公です。
「僕は獏。
悪い夢を食べるのが仕事。
君の悪夢を食べてあげる。
君の現実も食べてあげる……」本物のバクが、マリの夢の中に棲み、彼女の喜びも悲しみも、誰よりも側にいて気づいていて…!?
「トウカ草紙(1) 」(フラワーコミックスα) Kindle版
女子高生たちの世界が舞台になっています。
代々、稲荷(いなり)信仰が厚い家に育った女子高生の若宮朋(わかみやとも)は、庭の祠(ほこら)と、近所の稲荷神社にお稲荷さんを供えることを日課にしていました。
そんな彼女が心を許している親友・浦野(うらの)トウカは、文武両道、才色兼備で、フィアンセまでいるというお嬢様。
ところが、誰にも話せないのが・・・。
「鎌倉逢魔が刻 -谷戸- 」(フラワーコミックスα) Kindle版
風変わりなハウスキーパー“日暮(ひぐらし)さん”が主人公です。
イオの母が“ひぐらしさん”と消えたのは、鎌倉の山じゅうの蜩(ひぐらし)が鳴く「蜩の年」の夏のことでした。
生と死が行き交う、古都・鎌倉を舞台にした、人気オムニバスシリーズ、第2弾!
その収録作品は「午後7時24分」、「奏でる鐘」、「ひぐらしさん」、「泉に還る」の全4作です。
まとめ
「大野 潤子の漫画」の作風は連載作品の多くが1話読み切りのストーリーであることです。
叙情的で繊細な心情を描くのが得意で、心にしみる作品が多いです。
是非、手に取って、独特の世界観に浸ってみてください。
読み手の期待を裏切らないはずです。