「大今良時」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大今良時」のお勧めの作品を紹介します。
「大今良時」について簡単に説明
「大今良時」とは、岐阜県大垣市出身で、1989年3月15日生まれの漫画家です。
高校生のときに『週刊少年マガジン』に持ち込みをして、その後新人賞に投稿しました。
2009年に『別冊少年マガジン』で冲方丁の小説『マルドゥック・スクランブル』の漫画化でデビューを果たしました。
大今良時の代表作は、『聲の形』と、『不滅のあなたへ』です。
『聲の形』は、第19回手塚治虫文化賞新生賞や第43回講談社漫画賞少年部門などを受賞しました。
『不滅のあなたへ』は、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や第66回小学館漫画賞少年向け部門などを受賞しました。
「大今良時」のお勧め
「大今良時」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「聲の形」
耳の聞こえない少女・西宮硝子と、彼女をいじめていた少年・石田将也の葛藤と和解の物語です。
いじめや聴覚障害という難しいテーマに挑み、登場人物の心理描写や手話の表現にこだわりました。
作品は高い評価を受け、手塚治虫文化賞や講談社漫画賞を受賞しました。
また、2016年にはアニメ映画化もされました。
「マルドゥック・スクランブル」
冲方丁の同名小説を原作としたSFアクション作品です。
身寄りのない少女バロットは、救いの手を差し伸べたはずの男シェルに殺されかけ、金属繊維の人工皮膚と電子機器を操る力を与えられます。
ネズミ型万能兵器・ウフコックの力を借りて、バロットはシェルへの復讐を目指します。
作品は、バロットの成長と葛藤、壮絶な戦闘シーン、緻密な設定などが魅力です。
「不滅のあなたへ」
何者かによって地上に投げ入れられた“球”が、あらゆるものに姿を変えながら永遠の旅を続ける物語です。
球は、死んだ少年や狼、少女や怪物などになり、様々な出会いと別れを経験します。
作品は、球の自我の獲得と成長、人間や生命の尊さと脆さ、壮大な世界観などが魅力的な作品です。
まとめ
「大今良時」は、さまざまなジャンルの話が描きたいというタイプで、友達や仲間と何かをすることが好きだと語っています。
また、母が手話通訳者であることから、聴覚障害者の問題にも関心を持っています。
ぜひ、自身の経験を元に、漫画づくり精力的に行う大今良時の作品を楽しんでみましょう。