「稲見独楽」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「稲見独楽」のお勧めの作品を紹介します。
「稲見独楽」について簡単に説明
「稲見独楽」とは、日本の漫画家でイラストレーターです。
武蔵野美術大学映像学科を卒業した後、2004年に「獅子狩り」という作品でアフタヌーン四季賞の四季大賞を受賞しました。
この作品は、月刊アフタヌーンに掲載されてデビュー作となりました。
その後、同誌で「所沢さんがいかにしてホームランを打つにいたったか」や「大航海時代前夜」といった短編作品を発表したことでも知られます。
「稲見独楽」のお勧め
「稲見独楽」のお勧めの商品を2種類紹介します。
「弾丸ティアドロップ」
稲見独楽の初連載作品で、2010年から2011年まで月刊アフタヌーンで連載されました。
全2巻で完結しています。
物語は、暗殺者として育てられた少女・ティアドロップが、自分の過去や正体を探るために様々な事件に巻き込まれるというものです。
ティアドロップは、涙を流すと弾丸に変わるという特殊な能力を持っており、その能力を使って敵を倒していきます。
しかし、その能力の秘密や、自分がどこから来たのか、なぜ暗殺者になったのかなどは一切知らされていません。
物語は、ティアドロップが自分の出生に関わる人物や組織と対峙することで展開していきます。
この作品は、暗殺者という設定や能力を持つ主人公という設定が斬新でありながらも、ティアドロップの人間らしい感情や成長が描かれており、読者に感動や共感を与えます。
また、美しい画風や細かい描写も魅力的であり、暗殺シーンやアクションシーンの迫力も凄まじいです。
「獅子狩り」
稲見独楽のデビュー作であり、アフタヌーン四季賞四季大賞を受賞した作品です。
この作品は、中世ヨーロッパの貴族が行う獅子狩りを題材にしたもので、貴族の少年・エドゥアルトが父親から受け継いだ銃で初めて獅子を撃つことになるというものです。
しかし、エドゥアルトは動物を殺すことに抵抗があります。
そんな彼に対して、父親は厳しく接します。
この作品は、エドゥアルトの心理描写や父子関係が丁寧に描かれており、読者に感情移入させます。
また、獅子狩りのシーンや銃の描写も細かく描かれており、稲見さんの画力の高さを伺うことができます。
まとめ
「稲見独楽」は、フリーランスのイラストレーターとしても活動しています。
バトルスピリッツのカードイラストやGODZILLAゴジラのイラストなどを手がけています。
稲見独楽のイラストは、独特の色彩感覚やデフォルメされたキャラクターが特徴的です。
稲見独楽の公式サイトでは、彼作品やプロフィールを見ることができるので、ぜひチェックしてみましょう。