「歌川たいじ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「歌川たいじ」のお勧めの作品を紹介します。
「歌川たいじ」について簡単に説明
「歌川たいじ」とは、東京都出身で、1966年生まれの小説家、漫画家、エッセイストとして活動する人物です。
会社員時代からゲイであることを公表し、同性愛者や性的少数者への理解を求め続けています。
2009年にブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」を開始し、2010年に単行本『じりラブ』で漫画家デビューを果たしました。
2013年には自身の児童虐待やいじめの体験を描いたコミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』を出版し、糸井重里に絶賛されました。
この作品は2018年に映画化され、太賀と吉田羊が主演しました。
「歌川たいじ」のお勧め
「歌川たいじ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ゲイです、ほぼ夫婦です」
歌川たいじの人気ブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」を書籍化したものです。
同性パートナーのツレちゃんや友人・同僚たちとの日常をコミカルに描いています。
ゲイであることや社会との関わり方などについても率直に語っています。
「母の形見は借金地獄 全力で戦った700日」
歌川たいじが虐待という過去を乗り越え、再び近づこうとしていた母と子の距離が、母が「事故死した」という知らせで断ち切られるところから始まる物語です。
衝撃のさめやらぬ歌川たいじさんに遺されたのは、多額の借金でした。
しかも、母の死が「自殺」だと保険会社に判定されてしまいます。
「花まみれの淑女たち」
30代にして職を失い、無為な日々をすごす由佳が出会ったのは、北新宿の花まみれビルに集まって暮らすお年寄りたちでした。
見た目はほのぼのとしたシニアグループ、その実態は日本中にネットワークを張り巡らせる植物学の元教授に、七色の声を持つカリスマ歌手、ハイテク機器を駆使して暗躍する探偵チーム(メンバーはおばあさんのみ!)など、型やぶりのマダムたちがそこにいました。
そんなマダムたちと由佳の出会いを描いた作品です。
まとめ
「歌川たいじ」は、漫画だけでなく、小説『やせる石鹸』や『花まみれの淑女たち』など、オネエ文学とも呼ばれる作品を発表しています。
歌川たいじは、自らの壮絶な生い立ちを乗り越えて、多くの人々に感動と勇気を与える作家・漫画家です。
ぜひ、一度歌川たいじの作品に触れてみましょう。