「墜落制止用器具」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「墜落制止用器具」を選ぶ時のコツと通販で買える主観ランキングを紹介します。
「墜落制止用器具」を選ぶコツ
墜落制止用器具は、高さが2m以上の高所作業において、作業者の墜落や転落などの労働災害を防止するための保護具です。
事業者は、厚生労働大臣が定める規格に適合したものを選定し、労働者に使用させなければなりません。
通販ではさまざまな種類のものが販売されています。
以下の選ぶ際のポイントを参考にして、適切な墜落制止用器具を選定してみてください。
ポイント1「6. 75mを超える箇所では、フルハーネス型を選定すること」
墜落制止用器具にはフルハーネス型と胴ベルト型の二種類があります。
腰ベルト型は、胴ベルトだけで支持されているため、落下時の衝撃が大きいというデメリットがあります。
そのため、6. 75mを超えない箇所でも、複数のベルトで支持されており、落下時の衝撃が分散されるフルハーネス型を使用することが推奨されています。
ポイント2「使用可能な最大重量に耐える器具を選定すること」
墜落制止用器具は、着用者の体重および装備品の重量の合計に耐えるものでなければなりません。
フルハーネス本体に種類、使用可能質量が表示されていますので、選定時には必ず確認してください。
着用者の体重とその装備品の合計が使用可能質量になります。
ポイント3「ショックアブソーバは、フック位置によって適切な種別を選定すること」
ショックアブソーバは、墜落を制止するときに生じる衝撃を緩和するための器具です。
主にランヤード(命綱)に付いています。
腰より高い位置にフックを取り付けて使用する第一種と、足元の位置に掛ける第二種のふたつがあります。
基本的には墜落の際の落下距離が短い第一種を選びます。
「墜落制止用器具」の通販で買える主観ランキング
通販ではいろいろな「墜落制止用器具」を購入できます。
数ある中から評価の高い製品を3点紹介します。
ランキング第3位「タイタン(TITAN) パンゲアホライゾン PAHN-10A-BL」
アパレルで活躍するデザイナーによるスタイリッシュなデザインで、若い人でも違和感なく装着できます。
ブラックの色合いが好評です。
ランキング第2位「[スリーエム] フルハーネス 伸縮式 ランヤード (ツイン) セット プロテクタ」
Dリングが大きく手が届きやすいため、ランヤードや安全ブロックとの接続をよりスムーズにします。
ランキング第1位「タジマ フルハーネスGS・平ロープダブルランヤードセット A1GSMFR-WL1BK」
信頼の高いタジマの製品です。
丈夫でしっかりしているという声が多いです。
まとめ
墜落制止用器具は、高所作業時に墜落や転落などを防止して命を守るための道具です。
作業環境に応じたベストな墜落制止用器具を選ぶようにしましょう。