「安藤ゆきの漫画」は大阪府の女性漫画家・安藤ゆきの作品で、少女漫画雑誌や青年誌に掲載されてきました。
ここでは「安藤ゆきの漫画」の作風とおすすめの作品を紹介します。
「安藤ゆきの漫画」の作風ついて簡単に説明
代表作の「町田くんの世界」では勉強も運動もできない男子を主人公にするなど往来の少女漫画に囚われない作風です。
美しい絵で暖かい人間関係を鮮やかに描くのを得意としています。
ストーリーの構成も上手いです。
「安藤ゆきの漫画」のお勧め
通販でも「安藤ゆきの漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「町田くんの世界」
2015年から2018年に集英社の『別冊マーガレット』にて連載されていました。
町田君は4人兄弟の長男。
身重の母を慮り朝食を作ったり、幼い兄弟たちの喧嘩を仲裁したり。
成績は対して良くなく、運動神経もなく、要領の良くない町田君は自分に得意分野なんてあるのだろうかと思い悩みますが…。
自分では気づいてはいないが最強のナチュラルボーン人たらし・町田君が周りの人を幸せにしながら今日も我が道を行く物語。
ストレートに思ったことを口にしたり行動する町田君になんだかドギマギ。
読み手の心もほぐされていき、自然と顔もほころびます。
あったかい気持ちになりたい人にぜひおすすめ。
全7巻。
2019年に実写映画化されました。
第20回手塚治虫文化賞の新人賞を受賞するなど、高い評価を受けている作品です。
「地図にない場所」
2020年から小学館の『ビッグコミックスペリオール』にて連載されている、初の青年誌連載作品。
兄が通った私立中学に通う悠人は、優秀な学友達に囲まれ勉強についていけなくなっていました。
弟は圧倒的なイケメンで、兄と弟に比較され続けるだろうこれからの人生に絶望してしまいます。
そんな折に隣の家の娘であるトップバレリーナ・コハクが引退し帰ってきた。
2人はふとしたことから昔都市伝説で流行った「地図にない場所(イズコ)」を探し始めることになる。
トップバレリーナとして浮世離れした生活をしていたコハクにとっては、近所や日常が発見の連続で…。
たどたどしくも交流を深める2人のヒューマンストーリー。
「透明人間の恋」
読み切りを集めた短編集。
どれもあっと驚くような展開がある恋愛ストーリー。
短編なのにそれぞれ捻りがきいていて、読んでいて物足りなさがありません。
作者のセンスの良さがギュッと詰まっています。
まとめ
「安藤ゆきの漫画」には、読むとほんわかした気持ちになる優しい話が多いです。
こちらを参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてください。