「内田春菊」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「内田春菊」のお勧めの作品を紹介します。
「内田春菊」について簡単に説明
「内田春菊」とは、長崎県出身で、1959年生まれの漫画家、小説家、エッセイストとして活動する人物です。
小学生の時には、既に漫画家を志してはいましたが、実母と養父から漫画を描くことを禁じられ、隠れて豆本漫画を描いていたようです。
そして、中学時代に同級生の子を身籠ったことをきっかけに、養父から性的虐待を日常的に受け出してしまいます。
そんな中で、高校1年途中の15-16歳で家出をしたため、長崎県立長崎南高等学校を学校側から強制退学となり、さまざまな仕事をして自活するようになりました。
彼女は、そんな自身の経験をさまざまな作品に反映させていることでも知られます。
「内田春菊」のお勧め
「内田春菊」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「南くんの恋人」
高校生の南くんの恋人・ちなみが、ある日突然小さくなってしまったというファンタジー・ラブコメディです。
南くん、は自分の部屋でちなみと一緒に暮らし始めますが、さまざまな困難や危機に直面します。
この作品は、1986年から1987年にかけて『月刊漫画ガロ』に連載され、その後文庫化されました。
また、1994年、2004年、2013年、2019年と4回テレビドラマ化されていることでも知られる名作です。
「ファザーファッカー」
内田春菊の自伝的小説です。
中学時代に同級生の子を身籠ったことをきっかけに、養父から性的虐待を受けるようになった少女の苦悩と葛藤を描いています。
この作品は、1993年に単行本として出版され、ベストセラーとなりました。
1995年には映画化され、第110回直木賞の候補作となったことで知られるように、非常に高い評価を受けています。
「私たちは繁殖している」
内田春菊の育児漫画です。
内田春菊が3度の結婚と離婚を経験しながら、4人の子どもたちと猫たちとの日常を赤裸々に描いています。
この作品は、1995年から『みこすり半劇場』で連載を開始し、その後『本当にあった笑える話』で継続しています 。
現在も連載中で、単行本は22巻まで出版されていることで知られます。
まとめ
「内田春菊」は、他にも多くの作品を発表しており、また音楽活動や女優業なども行っています 。
内田春菊の作品は、性や家族や社会などに対する鋭い視点とユーモアが特徴的です。
ぜひ、社会性のあるテーマを取り扱う内田春菊の作品に触れてみましょう。
