「オノ・ナツメ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「オノ・ナツメ」のお勧めの作品を紹介します。
「オノ・ナツメ」について簡単に説明
「オノ・ナツメ」とは、1977年7月9日生まれの女性漫画家です。
オノ・ナツメは、2003年にウェブコミック雑誌『COMIC SEED!』で「LA QUINTA CAMERA(ラ・クインタ・カーメラ)」という作品でデビューを果たしました。
その後は、『マンガ・エロティクス・エフ』や『月刊IKKI』などの青年誌で、イタリアや江戸時代を舞台にした作品を多く手がけてきました。
「オノ・ナツメ」のお勧め
「オノ・ナツメ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「リストランテ・パラディーゾ」
老眼鏡のイケメンが働くイタリアのレストランを舞台にした漫画です。
主人公のニコレッタは、母親とその恋人であるレストランのオーナーのもとで働き始めますが、そこで出会ったウェイターや料理人たちに次第に惹かれていきます。
料理やワインの描写も魅力的な作品です。
「さらい屋五葉」
江戸時代を舞台にした時代劇漫画です。
主人公の秀麿は、剣術の腕は立つが気弱な浪人です。
ある日、さらい屋(誘拐屋)の仕事を請け負うことになり、五葉という集団に加わります。
五葉のリーダーである雅は、秀麿に興味を持ち、彼を自分の過去に巻き込んでいきます。
「ACCA13区監察課」
13区に分かれた世界にある巨大統一組織ACCAの監察課副課長ジーン・オータスを主人公としたSF漫画です。
ジーンは各区の視察を行っているが、実はクーデターへの関与が疑われています。
ジーンの周りで起こる異変や陰謀、そして彼自身の秘密が徐々に明らかになっていきます 。
「LA QUINTA CAMERA(ラ・クインタ・カーメラ)」
イタリアのとある州都にあるアパートの5番目の部屋を短期留学生に貸しているという設定で、アパートに住む4人の中年男性と留学生たちの日常を描いた作品です。
オノ・ナツメは、自身がイタリアに留学した経験があり、その影響が作品にも反映されています。
この作品は、2003年から2004年にかけてウェブコミック雑誌『COMIC SEED!』に連載されました。
その後、2006年に小学館から単行本が発売されました。
まとめ
「オノ・ナツメ」の作風は、外国のマンガやアートの影響が強く見られ、鼻を実物通りの大きさにして明確な主線で描写する絵柄が特徴的です。
また、オノ・ナツメは、老眼鏡をかけた壮年男性に対して強い好みを持っており、そのようなキャラクターが多く登場する作品を描いています。
その一方で、bassoという別名義でボーイズラブ作品も執筆していることでも知られます。
ぜひ、さまざまなジャンルの漫画を描き続けるオノ・ナツメの作品を楽しんでみましょう。
