「うすた京介」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「うすた京介」のお勧めの作品を紹介します。
「うすた京介」について簡単に説明
「うすた京介」とは、愛知県出身で、1974年5月25日生まれの漫画家です。
ペンネームの由来は、台所にあったウスターソースから名前をとって「うすた宗介」として賞に応募したところ、誌面での受賞発表では誤植で「うすた京介」になっていたからだということです。
彼の作品は、登場人物や設定が非常識で奇想天外なものが多く、常識も定石もぜんぶブチ壊して大暴れすることが特徴的です。
また、他の漫画家や漫画作品へのオマージュやパロディが多く見られます 。
影響を受けた漫画家には島本和彦や長新太などが挙げられます。
「うすた京介」のお勧め
「うすた京介」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」
1995年から1997年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されたギャグ漫画です。
主人公は、謎の格闘技「セクシーコマンドー」の使い手である花中島マサルと、彼に憧れてセクシーコマンドー部に入部した藤山起目粒です。
彼らが繰り広げる奇想天外な部活動や日常を描いた作品で、シュールなユーモアやパロディが満載です。
アニメ化もされており、声優陣には椎名へきるや山口勝平などが起用されました。
「武士沢レシーブ」
1999年に『週刊少年ジャンプ』で短期連載されたギャグ漫画です。
主人公は、廃部寸前の牛乳学園ヒーロー部に入部した武士沢光沢と、彼をライバル視する悪の軍団・ヒーロー殺し隊のリーダー・鬼頭鬼太郎です。
武士沢は、自分を「武士」と称し、「レシーブ」という技を使って敵を倒そうとしますが、その技はただ相手の攻撃を受け止めるだけであり、全く効果がありません。
そのため、武士沢は常にボコボコにされるのですが、それでもめげずに正義の味方を目指します。
「ピューと吹く!ジャガー」
主人公は、世界中を旅しながらリコーダーを吹く音楽家・ジャガーさんと、彼に付き合わせられる日本人青年・酒留清彦です。
彼らが訪れる国や地域では、様々なトラブルや事件に巻き込まれますが、ジャガーさんはその都度リコーダーを使って解決しようとします。
しかし、その方法は非常識で突拍子もなく、周囲を混乱させます。
この作品は、うすた京介の最長連載作品であり、多くのファンを獲得しました。
また、この作品ではうすた京介自身も登場し、作者としての裏話や思い出などを語ります。
まとめ
「うすた京介」は、独特のセンスと描写で描くシュールなギャグを得意としています。
どんな漫画でも、個性あふれるギャグを使用しており、そのギャグの中毒性にハマってしまうファンも多くいます。
ぜひ、そんなうすた京介の、ユーモアあふれる作品を楽しんでみましょう。