「うしおそうじ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「うしおそうじ」のお勧めの作品を紹介します。
「うしおそうじ」について簡単に説明
「うしおそうじ」とは、東京出身で、1921年生まれの漫画家、アニメーター、特撮・映像作品プロデューサー、演出家として活動する人物です。
1939年に東宝の線画室に入り、特殊技術課課長だった円谷英二に師事しました。
1940年から1942年までは海軍航空隊で教材映画制作に携わり、真珠湾攻撃のシミュレーション用の教材映画作成などを行いました。
1942年から1945年までは陸軍に入営し、滋賀県や熊谷で航空練習兵の写真記録などを担当しました。
この間には多くの特攻隊を見送り、また三船敏郎と出会いました。
「うしおそうじ」のお勧め
「うしおそうじ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「探偵815号」
うしおそうじの漫画家デビュー作で、1947年に五月書房から発行された赤本です。
主人公は探偵の815号で、さまざまな事件を解決するという内容です。
この作品は、戦後の混乱期における社会風刺やユーモアが満載で、うしおそうじの独特なタッチや構成が評価されました。
「宇宙猿人ゴリ」
1967年から1968年にかけてフジテレビで放送された特撮テレビ番組です。
主人公は宇宙からやってきた猿人のゴリで、地球の平和を守るという内容です。
この作品は、ピー・プロダクションの初めてのテレビ作品であり、うしおそうじが原案・プロデューサー・監督を務めました。
この作品は、特撮技術や音楽、キャラクターなどが高く評価され、後世の特撮作品に多大な影響を与えました。
「風雲ライオンマ丸」
うしおそうじが原作、一峰大二が作画を担当した漫画作品です。
1973年にテレビドラマ化された特撮時代劇『風雲ライオン丸』のコミカライズ版で、1973年から1974年にかけて『冒険王』に連載されました。
単行本は全2巻で、2001年に角川書店から復刻版が発売されました。
物語は戦国時代を舞台に、西日本の地底に潜むマントル一族とその支配者マントルゴッドの野望を阻止するために戦う忍者・弾獅子丸とその仲間たちの活躍を描いています。
まとめ
「うしおそうじ」は、映像作品のプロデューサーとしてのキャリアを重ねる中で、『探偵815号』で漫画家としてデビューしました。
その後は秋田書店や少年画報社などで月刊少年誌の連載を持ちました。
ぜひ、さまざまな分野で活躍したうしおそうじの作品を楽しんでみましょう。