「いしかわえみ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「いしかわえみ」のお勧めの作品を紹介します。
「いしかわえみ」について簡単に説明
「いしかわえみ」とは、埼玉県熊谷市出身で、1985年7月26日生まれの漫画家です。
いしかわえみは、小学生の頃から漫画家になりたいと思っており、高校2年生の時に初投稿してりぼん努力賞を受賞したことがキャリアのスタートと言えます。
2005年に第56回りぼん新人漫画賞佳作を受賞した『ライオンハート』でデビューを果たしました。
代表作は『絶叫学級』と『絶叫学級 転生』で、日常生活に潜む落とし穴を狂気や恐怖を交えて描くオムニバス作品です。
「いしかわえみ」のお勧め
「いしかわえみ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「絶叫学級」
日常生活に潜む落とし穴を、狂気や恐怖を交えて描くオムニバス作品です。
下半身の無い少女の幽霊・黄泉が読者を恐怖の世界へ案内します。
例えば、「手作り彼氏」では、理想の彼氏を手作りするために人形に魂を移す呪文を唱える女子高生が、その代償として自分の魂を失ってしまう話です。
「悪魔の教室」では、いじめられっ子に出来た友達が、実は悪魔であることが判明し、彼女の魂を奪おうとする話です。
「かくれんぼ鬼」では、見つかったら帰れない恐怖のかくれんぼが始まり、友人の眼球がぐるぐる回ったり、首がもげたりする話です。
このように、毎回驚きや恐怖が待ち受ける作品です。
「絶叫学級 転生」
『絶叫学級』の続編で、新たな恐怖の物語が展開されます。
黄泉は引き続き案内人として登場しますが、今回は「授業」という形で物語が進みます。
例えば、「授業1」では、自分の顔にコンプレックスを持つ女子中学生が、美容整形アプリで顔を変えることができると思い込みますが、実はアプリは悪意ある存在であり、彼女の顔を次第に変形させていく話です。
「授業2」では、友達から借りたネイルキットで爪を飾った女子中学生が、そのネイルキットが呪われていることに気づきますが、すでに遅く、爪から血が噴き出したり、爪が抜け落ちたりする話です。
このように、前作以上に衝撃的な展開が繰り広げられる作品として知られます。
「自殺ヘルパー」
自殺願望を持つ人々に自殺方法や場所を教えるサイト「自殺ヘルパー」を巡る物語です。
主人公は高校生の藤原真琴で、彼女は自殺ヘルパーのサイト管理者であり、「死神」と名乗っています。
彼女は自分も自殺したいと思っており、「死神」として自殺者を増やすことで、自分の死に価値を高めようとしています。
しかし、彼女が関わった自殺者たちの遺族や友人たちは、彼女に対して怒りや憎しみを抱きます。
また、彼女は自殺ヘルパーのサイトに書き込んだ少年・橘和也と出会い、彼との関係に変化が起こります。
まとめ
「いしかわえみ」の作風は、恐怖や不条理をテーマにしたホラー漫画が多いですが、コメディやファンタジーなどの要素も取り入れています。
また、登場人物の感情や心理描写にもこだわっており、読者に感情移入させることも得意です。