「小澤さとるの漫画」はさまざまな作品が発表されています。
これから「小澤さとるの漫画」を手に取ってみたい方のために、作者や作風、おすすめの作品について解説します。
「小澤さとるの漫画」の作者や作風について簡単に説明
「小澤さとるの漫画」の作者や作風について解説します。
「小澤さとるの漫画」の作者とは
「小澤さとるの漫画」の作者の小澤さとるとは、埼玉県川口市出身、北海道函館市在住の漫画家です。
別名義の小沢さとる・北沢力としても執筆しています。
代表作に潜水艦漫画『サブマリン707』、アニメ化された『青の6号』などがあります。
高校在学中に「製図ができるならベタも塗れるだろう」と、修羅場中の手塚治虫のアシスタントを務めたことがきっかけで、立教大学在学中の1957年『ルミ死なないで』で漫画家デビューを果たします。
漫画業には興味がなかったもののを編集者陣から必死の説得により、川口工業高校在学中から漫画を発表します。
「夏休みと正月休みだけは外せない」と交渉し、一時は手塚治虫の数倍の原稿料を得た実績も持っています。
本業はエンジニアであり、漫画は副業で新日本製鐵、日野自動車などの企業を渡り歩いて、主にシステムメンテナンスを担当していました。
その後十二指腸潰瘍を発症し、転業、転地療養を医師から申し渡された事から、1970年代以降は漫画家としての仕事量を減らしています。
1983年に交通事故に遭い、エンジニアとしての本業も辞め直後はペンすら持てないほどの半身麻痺状態となり、執筆活動を断念します。
その後、驚異的に回復し、1992年に『サブマリン707F(FUSION)』で執筆活動に復帰しました。
「小澤さとるの漫画」の作風とは
名義に「小澤さとる」と「小沢さとる」があり少年向けには「小沢さとる」を、青年向けには「小澤さとる」を使用しています。
現在活躍中の多くの漫画家・アニメーターに影響を与えた作風が特徴です。
少女漫画、忍者ものも手がけていたほか、艦船ものについては漫画界の先駆者といえる存在となります。
「小澤さとるの漫画」のおすすめ
「小澤さとるの漫画」のおすすめ作品を紹介します。
「サブマリン707」
南米ブラジル行きの不定期船に乗っていた賢次・千太・五郎は、謎の爆発により海上遭難してしまいます。
翌日、爆発音を聞きつけた海自潜水艦707号の乗組員は、生存していた三人を発見し救助しました。
その艦長はかつて、賢次と千太の父親と同じ乗組員だと言います。
「少年台風」
超難関試験をクリアし、少年台風に合格した山川三太は突然出会った強盗に右腕を撃たれてしまいます。
事件から数日後、復活した謎の右腕を携え、同じく試験に合格した親友の風間大助と共に、無事に空母 台風(タイフーン)に乗り込みます。
まとめ
「小澤さとるの漫画」はいろいろな作品があります。
ぜひ手に取ってみましょう。
