「青池保子の漫画」はさまざまな作品が発表されています。
懐かしい作品を読みたい方にも参考にしてほしい、「青池保子の漫画」の作者や作風、おすすめの作品について紹介します。
「青池保子の漫画」の作者や作風について簡単に説明
「青池保子の漫画」の作者や作風についてまずは解説します。
「青池保子」とは
「青池保子」とは、山口県下関出身の日本の女性漫画家です。
姉5人兄1人の7人きょうだいの末っ子として生まれ、日本画を趣味としていた父親の影響で絵を描くようになったそうです。
また幼いときから姉や兄の影響で漫画を読み、小学校1年生のときにはじめて漫画を描きました。
家業が建設業経営だった影響で、幼少の頃から従業員である多くのたくましい男性に囲まれた生活を送っていたそうです。
「青池保子の漫画」の作風
美麗で美しい作画に、綿密な取材を重ねて描かれた丁寧な描写や表現の漫画が多くなっています。
特に中性ヨーロッパを舞台にした作品が多く、アルカサル-王城-、修道士ファルコ、ケルン市警オドの3作では王侯貴族、修道院、庶民と階層の異なる視点からの中世ヨーロッパの世界を描きました。
作者自身が「中世3部作」と呼ぶこちらの作品を含めて、高い評価を受けている作品を多く発表しています。
「青池保子の漫画」のおすすめ
時代描写や文化などの取材も綿密に行ったうえで描かれる「青池保子の漫画」は、評価の高い有名作品も多いです。
通販サイトでも購入できる、青池保子の漫画のおすすめ作品を紹介します。
「ケルン警視オド」
「修道士ファルコ」の人気キャラである「兄弟オド」の役人時代のお話です。
活気あふれる中世の大都市にてケルンの治安を守る市警の若きエースとして活躍していた時代を描いています。
後輩のフリートからはあこがれつつも、上役たちからは煙たがれていたオドは、ある日厄介払いで人探しを命じられ、大事件に発展していきます。
「修道士ファルコ」
14世紀後半のスペインにファルコ(鷹)呼ばれたナバーラの剣客が、闘いに明け暮れた日々を悔い改めるために修道士となる物語です。
作品中の仲間たちとの友情物語や、難事件を解決する主人公の活躍が楽しめます。
まとめ
「青池保子の漫画」の作者や作風、おすすめ作品を紹介しました。
中世ヨーロッパを舞台にした青池保子の漫画は、読み応えのある作品がそろっています。
ぜひ気になる作品を手に取ってみましょう。