「神崎裕也」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「神崎裕也」のお勧めの作品を紹介します。
「神崎裕也」について簡単に説明
「神崎裕也」とは、熊本県出身の漫画家です。
2001年に「ツキノマホウ」でデビューを果たし、その後は、「亜熱帯ナイン」「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」「不能犯」などの作品を手がけました。
神崎裕也の作品は、社会派のテーマやダークな雰囲気が特徴的です。
主人公は、正義と悪の境界線を揺れ動く人物や、自分の信念に従って行動する人物が多く、読者に強い印象を与えます。
「神崎裕也」のお勧め
「神崎裕也」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」
2009年から2017年まで『週刊コミックバンチ』と『月刊コミック@バンチ』に連載された作品です。
主人公は、幼い頃に孤児院で育った二人の男性で、一人は警察官になり、もう一人はヤクザになります。
二人は、孤児院で起きた殺人事件の真相を探るために、それぞれの立場で行動します。
この作品は、心理戦や謎解き、アクションなどが織り交ぜられたスリリングなストーリーで、多くの読者を魅了しました。
2015年には、生田斗真と小栗旬の主演でテレビドラマ化されました。
「不能犯」
2013年から2020年まで『グランドジャンプ』に連載された作品です。
主人公は、宇相吹正という名前の殺し屋です。
彼は、電話ボックスに依頼された相手の連絡先と理由を書いた手紙を貼ると、その相手を精神的に追い詰めてショック死させるという特殊な能力を持っています。
彼の犯行は、警察からは証拠がなく実証不可能な「不能犯」と呼ばれています。
しかし、彼の能力が効かない刑事・多田友樹が、彼の正体に気づき、彼と対決することになります。
この作品は、人間の心理や正義の問題を描いた深いテーマと、予想外の展開や衝撃的な結末が話題になりました。
2018年には、山崎賢人と菅田将暉の主演で映画化されました。
「レッドリスト〜警視庁組対三課PO〜」
2020年から『週刊漫画ゴラク』に連載中の作品です。
主人公は、警視庁の組対三課に所属する刑事・斗ケ沢です。
彼は、暴力団の抗争やテロなどの事件に関わることになります。
この作品は、暴力団の内部事情や組織の構造、警察の捜査方法などをリアルに描いた作品で、神崎裕也の新境地として注目されています。
まとめ
「神崎裕也」の作品は、多くの賞を受賞しています。
2001年には、デビュー作の「ツキノマホウ」で第5回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリの佳作と月間ベスト賞を受賞しました。
2015年には、「ウロボロス」で第39回講談社漫画賞の一般部門を受賞しました。
2017年には、「不能犯」で第62回小学館漫画賞の一般向け部門を受賞しました。
ぜひ、さまざまな賞を受賞した神崎裕也の作品を楽しんでみましょう。