川崎直孝は、福井県出身の愛知県名古屋市在住の漫画家です。
経歴的には、最初成人向け漫画で活動したのち、2013年に短編作品『マチノカドカラ』でメディアファクトリー主催「第9回MFコミック大賞」の「フラッパー賞」を受賞しています。
一般連載デビュー作である『ちおちゃんの通学路』(コミックフラッパー)は、路線が違うとはいえ、2018年にアニメ化された人気作品です。
川崎直孝の作品の特徴
川崎直孝の作品は、成年漫画の中でも、シリアス過ぎず思いの外、笑えるバカ漫画好きな方にも気に入ってもらえる作品が多いです。
色々な意味で常識外れっていうかネジが外れてるっていうか狂気じみてる作品が多いんです。
それが特にはまる人にははまります。
その乗りで、性に関して極端に無秩序になってる世界観は川崎直孝ならではの物だと言えるでしょう。
いわゆる成人漫画の作家は沢山いますけど、この方の作風には計算された狂気、正常な狂気、みたいなものがあり、差別化を感じます。
だから、その意味でも商業デビューはファンには嬉しいものでした。
「川崎直孝の漫画」のお勧め
川崎直孝の作品はアマゾン等ネット上で多く取り上げられています。
川崎直孝の作品の中で、人気の高い3作品をご紹介します。
ちおちゃんの通学路 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) Kindle版
川崎 直孝 が、成人漫画ではなく、一般紙で発表するための作品です。
大変人気が出て、アニメ化もされました。
ちおちゃんは「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが女子高生・三谷裳ちおに襲いかかり、それにいかに対応するか・・!
究極の登校コメディ。
モンスタースチューデンツ
モンスターペアレンツではなく、モンスタースチューデンツの話です。
それだけでもいやらしさが漂います。
単に保健体育の授業で恥ずかしがる先生に身を持って教えるというとんでもない話です。
成人向け漫画の作家としての本領発揮の作品の一つです。
女生徒3人と男性教諭一人で行うって言うアナーキーさが売りのお話。
絵に描いた杭
よくぞこんな話を考えたと言われた作品です。
お互いがクイズを出し合って勝負って話なのに片方の問題がエロ的過ぎるし、お約束のしかも最後のオチも秀逸で興奮度爆上がりです。
色々な意味での問題作です。
まとめ
川崎直孝は 、一筋縄ではいかない漫画家です。
一般連載デビュー作である『ちおちゃんの通学路』で非成人漫画家となりましたが、かつてのバカエロスタイルの成人漫画時代に培われた計算された狂気、正常な狂気、は、今の作品にも随所に現れています。
そんな川崎直孝が描く漫画が面白くないはずがありません。
是非手に取って一読してみましょう。
絶対に期待を裏切ることはないはずです。