川崎タカオは、神奈川県出身のイラストレーター、漫画家です。
阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、あの元祖マンガイラストレーター・コミック画家のスージー甘金に師事しています。
5年間のアシスタントを経験して、フリーのイラストレーターとして活動を開始し、漫画も描くマルチな才能のある作家の一人です。
川崎タカオ の作品の特徴
川崎タカオ の作品は、パステルによる厚塗りタッチと線によるタッチのものがあります。
ただ近年はどちらのタッチも主にデジタルで作業をしています少し毛色が違うのが特徴で好き嫌いがはっきりする作品が多いです。
劇画的な暑苦しいものやコミカルなものが多く、一方では似顔絵の仕事も多くこなしています。
漫画は間抜けだったり情けない人間(キャラクター)が主人公で、ギャグと劇画をミックスしたような独特の作風が特徴です。
「川崎タカオ の漫画」のお勧め
川崎タカオ の作品はアマゾン等ネット上で多く取り上げられています。
川崎タカオ の作品の中で、人気の高い3作品をご紹介します。
へたれチキン 単行本
世界でもっとも情けな〜い主人公が登場します。
主な登場人物は、へたれチキン、イイトコドリ(ライバル)、小保井(しょぼい)くん、へたれ紳士、ラーメン屋のおやじ等です。
オールカラーコミックなのにも驚かされますし、へたれチキンのパフォーマンスにくぎ付けになってしまいます。
きまぐれな輝き コミック
描かれるのは一貫して男の世界です。
男といっても、漢とか益荒男とか偉丈夫とかの勇まし方面の男ではなく、見てくれを気にする、滑稽味が残る感じの男たちです。
それは、どう転んでもかっこよくならない金玉というアイテムを宿した、宿してしまった生き物の生きざまなのかもしれません。
川崎タカオの渾身の金玉のイデアが描かれています。
待ちぼうけ紳士 コミック
主人公は山高帽に蝶ネクタイ、派手なズボンで片手にチューリップ。
そんな格好じゃ 相手も帰るわ、それでも彼は待ち続ける、いつまでも……。
そんな姿で誰かを待ち続ける紳士の滑稽でひたむきな物語がとてもシュールです。
まとめ
川崎タカオはイラストレーター、漫画家で 画力のレベルは高いです。
その腕を買われて神保町にあるラーメン屋「麺ダイニング ととこ」の巨大な看板イラストを描いています。
そんな川崎タカオが描くシュールな漫画が面白くないはずがありません。
是非手に取って一読してみましょう。
絶対に裏切ることはないはずです。