映画化もされ、国民に広く、そして長く愛されている漫画『釣りバカ日誌』で知られる漫画家が北見 けんいちです。
青年コミック誌を中心に活動しています。
両親(東京出身)が、満洲に転勤して、満洲・新京(現在の中国・吉林省長春市)にて生まれています。
代表作に『釣りバカ日誌』(原作:やまさき十三)があります。
多摩美術大学付属芸術学園卒業で、その時は写真の勉強をしていました。
北見 けんいちの世界
北見けんいちは、一般企業を経て、1964年1月、『おそ松くん』で時代の寵児であった赤塚不二夫のアシスタントになります。
先輩アシスタントにはあの高井研一郎と古谷三敏がいました。
その後、赤塚不二夫が藤子不二雄や石森章太郎らとスタジオゼロを設立すると、同社の雑誌部へ移動します。
その時に、所謂フジオプロ所属となりました。
そして、1979年に独立し、週刊少年キング(少年画報社)の『どじょっこふなっこ』でデビューを果たします。
1979年から『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に連載されている『釣りバカ日誌』は、1988年から2009年まで22年にわたる国民的映画シリーズとして実写映画化されたのは、良く知られています。
「北見 けんいちの漫画」のお勧め
北見 けんいちの漫画は、アマゾン等ネットでも沢山取り扱われています。
北見 けんいちの漫画のなかで、人気のある3作品についてご紹介します。
昭和トラベラー (ビッグコミックススペシャル) コミック
主人公の北見少年は満州で生まれ、日本に引き揚げ東京で親戚の家を転々とします。
そして、母と弟と暮らし始めた北見少年は、日本経済とともに成長し、激動の時代をのんびりと生きていきます。
昔懐かしい昭和の風景と出来事が描かれています。
老化・病気の原因「酸化ストレス」ってどんなもの? Kindle版
最新の研究結果を元に「酸化ストレス」についてわかりやすく学べます。
監修はフリーラジカル研究をリードする世界的権威として知られる公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 理事?の吉川敏一 医学博士、公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室 主席研究員の犬房春彦 医学博士です。
釣りバカ日誌(31) (ビッグコミックス) Kindle版
あの国民的大ヒット漫画です。
今回は、長野営業所に配属になったハマちゃんは、せっかくみち子さんと鯉太郎が東京から来てくれたのに、入れ違いで会えない話が中心です。
長野観光をスーさんに任して今日も千曲川で鮎釣り三昧の生活をしていました・・・ところが・・・
まとめ
北見 けんいちは、知らなくても『釣りバカ日誌』のことは、多くの人が知っています。
彼はあの赤塚不二夫の弟子で、『おそ松くん』『天才バカボン』『もーれつア太郎』『レッツラゴン』『ギャグゲリラ』など赤塚全盛期の主要作品すべてに関わりました。
是非、手に取って、独特の世界観に浸ってみてください。
読み手の期待を裏切らないはずです。