「石垣環」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「石垣環」のお勧めの作品を紹介します。
「石垣環」について簡単に説明
「石垣環」とは、青森県青森市出身の漫画家です。
石垣環の代表作は、コンピュータRPG『ウィザードリィ』の設定をベースにしたファンタジー漫画『ウィザードリィ外伝』です。
この作品は、1989年から1993年まで宝島社のゲーム雑誌『ファミコン必勝本』(後に『HIPPON SUPER!』に改題)に連載されました。
独自のキャラクターとストーリーを展開し、魔導師ギルとの戦いを描きました。
「石垣環」のお勧め
「石垣環」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ウィザードリィ」
1988年から1989年までJICC出版局から全3巻で刊行された漫画です。
魔法と剣の世界「リルガミン」を舞台に、冒険者たちが迷宮に挑む様子を描きます。
主人公は、魔法使いのフィル、戦士のキャン、僧侶のシェーラ、侍のサンザの4人組です。
彼らは、迷宮の最深部に眠る伝説の秘宝「オーブ」を手に入れるために奮闘しますが、その過程で様々な困難や敵と対峙します。
「ウィザードリィ外伝」
1989年から1993年まで『ファミコン必勝本』にて、連載された漫画です。
全6巻と単行本未収録1話からなります。
この作品は、『ウィザードリィ』の前史にあたり、西方の大国「リルガミン」と東方の大国「ホウライ」が大陸の覇権を争っていた時代を背景にしています。
主人公は、ホウライ国の侍ショウとリルガミン国の姫将軍ルーシィディティです。
彼らは、邪法を用いて世界の平衡を乱そうとする魔導師ギルを倒すために神々によって召喚された冒険者たちです。
この作品は、原作ゲームとは異なる独自のキャラクターやストーリーを展開しており、作者の創造力や個性が光る作品となっています。
「ウィザードリィコミック版」
1990年から1992年までみのり書房から全7巻で刊行された漫画です。
この作品は、『ウィザードリィ外伝』と同じく石垣環が描いた4コマ漫画やショートストーリーなどを収録したものです。
原作ゲームや漫画版のキャラクターや設定を題材にしたパロディやオマージュが多く見られます。
また、作者自身の裏話や楽屋落ちなども掲載されていることが特徴的です。
まとめ
「石垣環」は、他にも富士見書房のトレーディングカードゲーム『モンスター・コレクション』のイラストや四コマ漫画なども手がけています。
石垣環の作風は、キャラクターデザインにロボットアニメ『聖戦士ダンバイン』の影響を受けていると語っています。
また、趣味はSF小説で、ファンタジー小説よりも好みだと述べています。
ぜひ、さまざまな世界観を表現する石垣環の作品に触れてみましょう。