「加藤芳郎」はさまざまな作品が発表されています。
これから「加藤芳郎」の漫画を手に取りたい方のために、作者や作風、おすすめ作品を紹介します。
「加藤芳郎」の作者や作風について簡単に説明
「加藤芳郎」本人や作風について解説します。
「加藤芳郎」とは
「加藤芳郎」とは日本の漫画家であり、タレントです。
東京府豊多摩郡代々幡町(のちの東京都渋谷区)に8人兄弟の6番目として生まれ、幼いころから絵を描くのが好きでした。
また、『のらくろ』や『冒険ダン吉』などの児童漫画作品に親しんでいました。
将来は美術学校への入学を希望していたものの、生活が苦しくなり、美術学校入りの夢はいったん断念します。
病院の給仕として昼間に働きながら、旧制東京府立第六中学校夜間部に通学していた1939年(昭和14年)、雑誌『アサヒグラフ』の投稿欄に漫画が掲載され、賞金を受け取ったことをきっかけに、プロ漫画家の夢を抱きます。
『週刊少国民』『オール讀物』『モダン日本』などで入選を重ね、近藤日出造主宰の『漫画』で一等入選も果たします。
「加藤芳郎」の作風について
1945年(昭和20年)12月に復員後、都庁に復職後案内看板の製作に従事するのと同時に『漫画』誌への投稿を再開します。
主宰の近藤日出造から直接プロへの転向をすすめられ、1948年(昭和23年)に都庁を退職し、専業漫画家として独立しました。
「加藤芳郎」の作風は、『オンボロ人生』『オレはオバケだぞ』『千匹の忍者』などの、庶民生活のペーソスをナンセンスにえがいた作風や、硬質な線とシンプルな造形による極端にデフォルメされた人物描写と、角張り、押しつぶしたような筆跡の書き文字が特徴です。
「加藤芳郎」のおすすめ
「加藤芳郎」の漫画を手に取ってみたい方のために、通販サイトで購入できるおすすめ作品を紹介します。
「まっぴら君」
毎日新聞夕刊に掲載されていた4コマ漫画です。
「まっぴら君」を主人公に最近の世相や社会を真っ向から斬っていた内容や、特定の登場人物を定めずに毎日日替わりでシチュエーションや登場者を変えたさまざまな内容から構成されています。
まとめ
「加藤芳郎」の漫画の作者や作風、おすすめ作品を紹介しました。
「加藤芳郎」の漫画は実店舗で取り扱いがなくても、通販サイトで取り扱っている場合があります。
「加藤芳郎」の漫画が気になる方は、ぜひ手に取ってみましょう。