「岡田史子」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「岡田史子」のお勧めの作品を紹介します。
「岡田史子」について簡単に説明
「岡田史子」とは、北海道出身で、1949年生まれの漫画家です。
1967年に手塚治虫が主宰した月刊漫画雑誌「COM」に「太陽と骸骨のような少年」を発表してデビューを果たしました。
その後は、「COM」やその姉妹誌「ファニー」で独自のタッチと詩的な作風で多くの短編作品を発表しました。
しかし、1972年に漫画家としての活動を一旦休止し、北海道に帰郷しました。
1976年に結婚し、1978年に漫画家として復帰しましたが、1990年に最後の作品「エリム」を発表した後は再び筆を置きました。
「岡田史子」のお勧め
「岡田史子」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ガラス玉」
1968年に手塚治虫主宰の月刊漫画雑誌「COM」で新人賞を受賞したもので、自身を投影したという少女の心の葛藤を描いた詩的な作品です。
岡田史子は、この作品をきっかけに「COM」で多くの短編作品を発表しましたが、1972年に漫画家としての活動をやめて北海道に帰郷しました。
その後、1978年に復帰しましたが、1990年に最後の作品「エリム」を発表した後は、再び筆を取ることはありませんでした。
「オデッセイ1966〜2003」
この作品集は、2004年に飛鳥新社から全2巻で刊行されたもので、岡田史子の生涯にわたる全作品を収録したものです。
青島広志氏が監修を担当し、岡田史子の「自分史を語る」やインタビュー、作品解説なども掲載されています。
2018年には、復刊ドットコムから増補新装版が出版され、新たに4作品が収録されました。
「ダンス・パーティー」
1978年に少女コミック増刊で発表した短編漫画です。
この作品は、高校生の少女がダンス・パーティーに参加することになり、そこで出会った男性との恋愛を描いています。
作品の特徴は、岡田史子らしい詩的で幻想的な画風と、少女の心情を表現する独特のセリフやモノローグです。
この作品は、岡田史子の初期の代表作の一つとして評価されています。
この作品は、1979年に朝日ソノラマのサンコミックスから単行本として出版されました。
まとめ
「岡田史子」作品は、哲学的なテーマや喪失感を描き、手塚治虫や萩尾望都などの漫画家や評論家から高く評価されました。
ぜひ、さまざまな漫画を作り続けた岡田史子の作品を楽しんでみましょう。