「大沢やよい」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大沢やよい」のお勧めの作品を紹介します。
「大沢やよい」について簡単に説明
「大沢やよい」とは、岐阜県出身で、1991年9月29日生まれの漫画家で、主に百合ジャンルの作品を描いている人物です。
2011年に第5回百合姫コミック大賞瑠璃賞を受賞し、『コミック百合姫』2011年9月号で『夕暮れ、オレンジ、咲く花は』でデビューを果たしました。
大沢やよいの代表作は、『2DK、Gペン、目覚まし時計』です。
この作品は、2015年から2018年まで連載され、全8巻が発売されました。
2021年には、続編となる『2DK、Gペン、アフタータイム。大沢やよい短編集』が発売されました。
「大沢やよい」のお勧め
「大沢やよい」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「2DK、Gペン、目覚まし時計」
この作品は、大手企業に勤める香月奈々美と、新人漫画家の藤村かえでが、ひょんなことから同じアパートの同じ部屋に入居してしまうことから始まります。
二人は最初は反発しあいますが、次第に仲良くなっていきます。
しかし、奈々美はかえでに対して恋愛感情を抱くようになり、かえでも奈々美に惹かれていくのですが、二人の間にはさまざまな障害が立ちはだかります。
例えば、かえでの元同居人である辻堂葵との関係や、奈々美の後輩である古賀万尋との関係などです。
二人は自分たちの気持ちに向き合い、一緒に住む理由を見つけることができるのでしょうか。
この作品は、百合だけでなく、仕事や友情、家族などにもスポットを当てており、登場人物たちの成長や葛藤を描いています。
「ブラックヤギーと劇薬まどれーぬ」
大沢やよいさんが描いた百合の短編集です。
以下の6つの話が収録されています。
「卒業禁止」、「ブラックヤギーと劇薬まどれーぬ」、「さかしまシンデレラ」、「真夜中グラヴィティ」、「夕暮れ、オレンジ、咲く花は」、「劇薬まどれーぬとブラックヤギー」です。
その中で、表紙になっているブラックヤギーと劇薬まどれーぬは、動画投稿サイトで出会った、暗くてひきこもりな女の子と、可愛くて明るい女の子の物語が描かれています。
「ハロー、メランコリック!」
大沢やよいの描く百合マンガです。
主人公の浅野湊は、トロンボーンを背負っている猫背の女の子で、音楽系の部活がない学校に入学します。
そこで、陽気なギャルの響生に声をかけられ、謎の音楽部に誘われます。
身長差に反した先輩と後輩、見るからに陰と陽のふたりが、演奏を通して、徐々に関係性を深めていく作品です。
まとめ
「大沢やよい」の作品は、百合好きの方におすすめです。
ぜひ、さまざまな設定の漫画を作り続ける大沢やよいの作品を楽しんでみましょう。
