「大久保篤」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大久保篤」のお勧めの作品を紹介します。
「大久保篤」について簡単に説明
「大久保篤」とは、東京都出身で、1979年9月20日生まれの漫画家です。
幼少期から絵を描くことが好きで、ポップアートやグラフィティに興味を持っていました。
高校卒業後は、東京アニメーター学院に進学し、その後、『GetBackers-奪還屋-』の作者である綾峰欄人のアシスタントになりました。
綾峰欄人の下で漫画の魅力に目覚めた大久保篤は、漫画家を目指すことを決意しました。
2001年に、死神を題材にした読み切り作品『一善の骨』で第3回エニックス21世紀マンガ大賞の準大賞を受賞し、『月刊少年ガンガン』に掲載されてデビューを果たしました。
それからは、さまざまな漫画を世に出し、コンスタントに作品作りを行っています。
「大久保篤」のお勧め
「大久保篤」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ソウルイーター」
死神武器職人専門学校(死武専)に通う職人と武器のコンビが、悪人や魔女の魂を狩ってデスサイズを目指すダーク・ファンタジーです。
2004年から2013年まで月刊少年ガンガンに連載され、全25巻が発売されました。
また、2008年から2009年までテレビアニメ化され、全51話が放送されました。
「炎炎ノ消防隊」
2015年から2022年まで『週刊少年マガジン』に連載された作品です。
主人公は、自らの意思で炎を操ることができる少年・森羅日下部です。
森羅日下部は、幼い頃に火災で母親を失った過去を持ち、その原因となった「自然発火現象」を調査することを目指しています。
「自然発火現象」とは、突然人間が炎に包まれて暴走する現象で、その人間は「焔ビト」と呼ばれます。
特殊消防隊は、「焔ビト」を鎮火することを任務としています。
森羅日下部は、第8特殊消防隊の仲間たちと共に、「焔ビト」の謎や、それに関わる邪悪な組織と戦いながら、自分の過去の真相を探っていきます。
「B壱」
大久保篤の初の長編漫画作品です。
月刊少年ガンガンに2001年から2003年まで連載されていました。
この作品の舞台は、人間や妖怪が入り混じるファンタジーな世界です。
人類の進化の「道」を「化」かした「師」である「道化師」と呼ばれる特殊な能力を持つ人間が存在します。
道化師は能力と引き換えに「制約」と呼ばれるルールを守らなければなりません。
制約を破ると、自分の中の「大切なもの」が失われてしまいます。
まとめ
「大久保篤」は、漫画制作において、自分の好きなものでありながら、まだ誰も目をつけていないものを選ぶようにしているそうです。
また、流行している漫画をあえて否定するような視点で新しいアイデアや設定を考えたり、王道とは逆転の発想から物語の構想を練り上げたりすることで、他にはない個性的な作品を生み出しています。
ぜひ、個性的な漫画を描く大久保篤の作品を楽しんでみましょう。