「かざま鋭二」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「かざま鋭二」のお勧めの作品を紹介します。
「かざま鋭二」について簡単に説明
「かざま鋭二」とは、東京都出身で、1947年6月10日生まれの漫画家です。
佐藤まさあきや川崎のぼるのアシスタントを経験した後、1966年に貸本漫画「その名はゼロ」でデビューを果たしました。
1969年には、少年キングに「栄光への5000キロ」を掲載して、一般漫画誌に進出しました。
その後は、梶原一騎や神保史郎、雁屋哲などの原作をもとに、青春やスポーツ、時代劇などのジャンルの漫画を描きました。
代表作には、「青春山脈」、「Dr. タイフーン」、「陽炎の辻」などがあります。
「かざま鋭二」のお勧め
「かざま鋭二」のお勧めの商品を4種類紹介します。
「我ら九人の甲子園」
高橋三千綱の原作をもとに描かれた野球漫画です2。
9人の少年たちがそれぞれの夢や苦悩を抱えながら、甲子園を目指す姿を描きます。
1980年から1984年まで双葉社の「漫画アクション」で連載され、全13巻が刊行されました。
「妖精の伝説」
1985年から1986年まで小学館の「ビッグコミックオリジナル」で連載されたファンタジー漫画です。
妖精の国と人間の国の間に起こる戦争を背景に、妖精の王女と人間の王子の恋物語を描きます。
全4巻が刊行されました。
「青春山脈」
梶原一騎が原作、かざま鋭二が画を担当した漫画作品です。
この物語は、第二次世界大戦前から現代に至るまでの日本の激動の時代を舞台に、火野家の兄弟とその子孫たちが大義と真理を求めて生きる青春の絶唱です。
主な登場人物は、火野直彦、火野正人、火野直美、火野直樹、火野直子、火野直人などです。
物語は、政治、経済、軍事、スポーツ、芸能など、さまざまな分野で活躍する火野家の人々の波乱万丈な人生を描いています。
青春山脈は、1977年から1980年まで、講談社の青年漫画雑誌『マンガの金字塔』に連載されました。
全12巻で完結しています。
その後、グループ・ゼロから電子書籍版が発売されました。
また、LINE マンガでも配信されています。
「風の大地」
坂田信弘の原作をもとに描かれたゴルフ漫画です。
家庭の事情で大学を中退した沖田圭介が、ゴルフを始めてわずか1年でプロ入りし、世界のトッププレイヤーを目指す姿を描きます。
1990年から2022年まで小学館の「ビッグコミックオリジナル」で連載され、1993年には小学館漫画賞を受賞しました。
まとめ
「かざま鋭二」は、さまざまなジャンルの漫画を精力的に描きました。
ぜひ、コンスタントに漫画づくりを続けたかざま鋭二の作品を楽しんでみましょう。
