「おおやちき」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「おおやちき」のお勧めの作品を紹介します。
「おおやちき」について簡単に説明
「おおやちき」とは、日本のイラストレーター、漫画家として活動する人物です。
パズル作家としても活動しています。
おおやちきは、1972年に「りぼん」に『王子さまがいっぱい』でデビューを果たしました。
その後は、「りぼん」や「リリカ」などで、コメディやロマンスの作品を描きました。
代表作には、『おじゃまさんリュリュ』、『回転木馬』、『キャンディとチョコボンボン』などがあります。
おおやちきの作風は、緻密で美しい画面構成と、個性的で魅力的なキャラクターが特徴的です。
また、マニエリスムや化粧といった要素を少女漫画に取り入れた先駆者でもあります。
その後は、おおやちきはイラストレーターとして活動を続けました。
1980年代には、「ぴあ」でイラストパズル「ぴあパノラマ館」を開始しました。
また、「アルジャーノンに花束を」のカバーイラストなども手がけました。
「おおやちき」のお勧め
「おおやちき」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「おじゃまさんリュリュ」
1974年に『りぼん』という雑誌に連載した少女漫画です。
主人公はリュリュという泣き虫少女で、おばに死なれて小説家のアミヨ夫人の元に身を寄せます。
しかし、アミヨ夫人の家には99人の養子がいて、彼らは表の顔はオーケストラ、裏の顔は盗賊団という秘密を持っています。
リュリュは彼らと一緒にパリとロンドンを冒険しながら、恋と隠された遺産をめぐる大騒動に巻き込まれます。
この作品は大矢ちきの代表作の1つで、小学館文庫に収録されています。
「回転木馬」
1975年にりぼんで連載された少女漫画です。
主人公は、母を亡くした少年ギイで、彼はシオモンという男性の家に引き取られます。
シオモンにはミュリエルという婚約者がいるのですが、ギイはミュリエルに惹かれてしまいます。
しかし、ミュリエルはシオモンを愛しているので、ギイは苦しい思いを抱えることになります。
「キャンディとチョコボンボン」
1973年にりぼんという雑誌で連載された作品です。
主人公はブーブー・スーという女の子で、9年前に引っ越してしまった初恋の相手・バディを探すために、グラドラー学園という寮生活を送る学校に転校します。
そこで、一見お上品ながら裏では大騒ぎの寮生たちや、プレイボーイのディキーという男の子と出会い、泣き虫ブーブーのバディ探しは難航します。
コメディタッチで描かれたラブストーリーです。
まとめ
「おおやちき」は、少女漫画の歴史の中でも、その美しさと華麗さで人気になっています。
ぜひ、おおやちきのさまざまな漫画を楽しんでみましょう。
