「おおひなたごう」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「おおひなたごう」のお勧めの作品を紹介します。
「おおひなたごう」について簡単に説明
「おおひなたごう」とは、秋田県出身で、1969年8月4日生まれの漫画家です。
東京デザイナー学院を卒業しました。
1991年に『心はマリン』でデビューを果たし、その後は、『俺に血まなこ』、『おやつ』、『フェイスガード虜』、『犬のジュース屋さん』、『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』などの作品を発表しました。
そのサイケデリックで独創的な作風から多くのファンを獲得し、ギャグ漫画界の暴走天使と呼ばれるようになりました。
また、爆笑問題や髙橋ツトムなどとのコラボレーションや、バンド活動やイベント主催など、漫画家としてだけでなく、多方面での創作活動にも力を入れています。
「おおひなたごう」のお勧め
「おおひなたごう」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「おやつ」
1997年から2001年まで『週刊少年チャンピオン』で連載した作品です。
この作品は、おやつくんという少年をはじめとする個性的なキャラクターたちが繰り広げる、前代未聞の脱力メルヘンギャグと呼ばれるジャンルの漫画です。
おやつくんは、おやつ神さまという存在からおやつの力を授かり、おやつを食べることで様々な能力を発揮することができます。
しかし、その能力は大抵役に立たなかったり、逆効果だったりするので、おやつくんはいつもトラブルに巻き込まれます。
他にも、吹き出しを持ち歩く不良学生や、ひったくりの金を貧乏人にばらまく少女、ペンキ塗りや銃撃に遭うサラリーマンなど、奇妙なキャラクターが多数登場します。
「俺に血まなこ」
1990年代に『TVBros. 』という雑誌で連載されたギャグ漫画です。
タイトルは「俺に血まなこと言うな」という意味で、作者のおおひなたごうが自分の作品に対する批判や評価に対して反発する気持ちを表現したものだと言われています。
作品の内容は、日常の風景や有名人をネタにしたシュールでブラックな笑いが満載で、吉田栄作の重大告白や水島新司の似顔絵など、作者の個性が随所に見られます。
単行本は全3巻で、イースト・プレスから2016年に電子書籍化されました。
「フェイスガード虜」
週刊少年チャンピオンに連載していたギャグ漫画です。
主人公の袋小路虜は、父親にSFマジックという消えないマジックペンで顔に落書きされてしまい、フェイスガードという多機能なマスクをかぶって生活することになります。
虜は夢工場という会社の不思議な発明品を使って、学園や街で様々な騒動を巻き起こします。
登場人物は、虜に想いを寄せるヒロインの女めぐみや、虜のライバルであるガンジョーなど、個性的でシュールなキャラクターが多くいます。
まとめ
「おおひなたごう」は、2013年からは京都精華大学マンガ学部の教員としても活躍しており、若い才能を育てています。
ぜひ、さまざまな形で活躍し続けるおおひなたごうの作品を楽しんでみましょう。