「えばんふみ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「えばんふみ」のお勧めの作品を紹介します。
「えばんふみ」について簡単に説明
「えばんふみ」とは、福岡県出身の漫画家です。
2004年に第55回りぼん新人漫画賞で準入選を受賞し、デビューを果たしました。
当初は「江斑ふみ」というペンネームで活動していましたが、初連載作品である「木々のゆくえ」からは「えばんふみ」と改名しました。
なお、「えばんふみ」というペンネームは、小中学時代のあだ名「ふみばん」にちなんでいます。
えばんふみさんは、主に少女漫画を描いており、『りぼん』(集英社)で多くの作品を発表してきました。
代表作には、「ブルーフレンド」、「青春はゾンビでした」、「幼な妻でごめんっ!」などがあります。
また、『花とゆめ』(白泉社)では「夏芽ミカン」というペンネームで読み切りや短期連載を発表しています。
その他にも、『Cookie』(集英社)や『デジタルマーガレット』(集英社)で活動しており、多彩な作風を見せています。
「えばんふみ」のお勧め
「えばんふみ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「木々のゆくえ」
主人公は、病気のために中学を卒業するまで生きることができないと宣告された樹里という女の子です。
彼女は何もかもを諦めていましたが、同じ病院に入院している少年・悠と出会い、恋に落ちます。
しかし、彼らの恋は時間という壁に阻まれてしまいます。
樹里は悠と一緒に幸せな時間を過ごすために、必死に生きることを決めます。
この作品は、限られた時の中で送るやさしく切ない恋物語として、多くの読者の感動を呼びました。
この作品は、2007年に集英社からりぼんマスコットコミックスDIGITALとして電子書籍で発売されました。
また、同年には紙のコミックとしても発売されました。
「光の巣へ」
2007年12月号から2008年5月号まで、集英社のりぼんという雑誌に連載された作品です。
この作品は、小学6年生の雫と、彼女の実の母親である霧子の関係を描いたヒューマンドラマです。
雫は、霧子が仕事に忙しくて家に帰ってこないことや、自分のことを娘として見ていないことに不満を持っています。
しかし、霧子は本当は優しいお母さんで、雫のことを大切に思っているのです。
雫と霧子は、ときに切なく、ときに笑える光のように暖かな家族の物語を繰り広げます。
この作品は、読者から高い評価を得ており、感動的で心温まるストーリーと、可愛らしい絵柄が魅力的です。
「こもれび」
小学生のみかんという女の子が主人公で、動物の声が聞こえるという特別な能力を持っています。
みかんは、動物たちとのふれあいや、幼なじみのゆうとくんとの恋心など、さまざまな出来事に巻き込まれていきます。
やさしくてあたたかい物語です。
まとめ
「えばんふみ」の作品は、感動的なストーリーや魅力的なキャラクターが特徴的です。
読者からの評価も高く、コミックスは多くの売り上げを記録しています。
ぜひ、さまざまな漫画を描くえばんふみの作品を楽しんでみましょう。