「えすとえむの漫画」は主に女性向け漫画雑誌や青年誌に連載されており、映像化した作品もあります。
ここでは「えすとえむの漫画」の作風とおすすめの作品を紹介します。
「えすとえむの漫画」の作風ついて簡単に説明
現代を舞台にした、それぞれの登場人物の心情を巧みに見せていく恋愛漫画やヒューマンストーリーが得意。
絵も繊細で美しいです。
映像化もした「いいね!光源氏くん」はほぼギャグ漫画ですが、他作品で磨いてきた流麗な絵柄とのギャップのせいでギャグが余計に面白いです。
「えすとえむの漫画」のお勧め
通販でも「えすとえむの漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「うどんの女」
祥伝社の『FEEL YOUNG』にて2011年にスタートするも中断し、2021年より連載を再会しています。
バツイチ出戻り35歳の女・村田は美大の食堂で働いています。
毎日素うどんを頼んでくる男子学生・木野とは、犬の散歩や家の近所のうどん屋などで出くわしてお互い妙に気になる存在。
木野は村田のことを女性として意識し始めますが、そんな中所属するゼミの教員・田中は村田と過去に何か関係があるようで…。
21歳草食男子と35歳女のヤキモキする恋愛ストーリー。
『このマンガがすごい!2012年オンナ編』で3位を取得するなど、えすとえむの出世作でもあります。
1巻から10年の時を経て2巻が発売されています。
「いいね!光源氏くん」
祥伝社の『FEEL YOUNG』にて、2015年から2021年まで連載されていました。
都内で働く平凡な27歳のOL・藤原沙織の部屋に突如、平安装束を着た不審な男が現れます。
彼はなんとあの「源氏物語」の光源氏らしく…。
不審者と間違えバットで殴ってしまった罪悪感から、沙織は光源氏をしばらく部屋に泊めることに。
スタバのフラペチーノに舌鼓を打ったり、SNSに和歌を上げたりと現代を満喫中。
光源氏のライバル・頭中将も加わってしまい、果たして彼らを無事平安時代に返すことが出来るのか?そのイケメンを武器に、妙に現代に馴染んでしまう平安貴族たちが面白すぎます。
2021年にNHKにて千葉雄大主演にてドラマ化、2023年に舞台化もされました。
「IPPO」
集英社の『ジャンプ改』にて、2012年から2017年まで連載されていました。
両親が離婚した主人公の歩は、一流の靴職人で故郷のイタリアに帰った祖父のもとに身を寄せます。
そこで靴造りの技術を学んだ歩は日本に帰国、祖父の靴屋があった場所に自身の店・「IPPO」をオープンさせ…。
一癖ある様々な客が来店する「IPPO」で、今日も小さなストーリーが紡がれます。
まとめ
「えすとえむの漫画」は繊細な絵でホッとするヒューマンストーリーからギャグ漫画まで描いており、その作風の幅広さが魅力。
ぜひお気に入りを見つけてみてください。