「シャーレンチ」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「シャーレンチ」の失敗しない選び方とお勧めの商品を紹介します。
「シャーレンチ」を選ぶコツ
シャーレンチとは、トルシア形高力ボルト(シャーボルト)専用のしめつけ工具のことをいいます。
トルシア形高力ボルトは鉄骨の接手部分に使われているボルトです。
シャーレンチを選ぶコツは「ボルトサイズ」「電源式・充電式」「本体の形状」です。
シャーレンチは製品によって適合するボルトサイズが異なり、主に使用されているサイズはM16・20・22・24・27・30です。
締付けにはパワーが必要なため、電源式の製品が多いです。
充電式もありますが、コードが邪魔にならない上に、取り回しがきく半面、充電池が搭載される分重くなり、充電量を注意する必要があります。
本体の形状にはスタンダード型、コーナー型、グリップが180°回転するタイプなどあります。
スタンダード型は、通常のインパクトレンチのように、大きなグリップを握って使用します。
コーナー型は本体がL字に曲がり、狭い箇所に適しています。
グリップが180°回転するタイプはナットを真下から締めれる設計です。
「シャーレンチ」のお勧め
通販ではいろいろなシャーレンチを購入できます。
数あるシャーレンチの中から商品を4つ紹介します。
「トネ(TONE) M20シヤーレンチ GM201AT」
一般的なM20用で、高剛性アルミボディの二重絶縁構造モータ、高い耐久性で高性能です。
ナメリ防止装置が特徴のひとつで、インナーソケットの挿入が不完全な状態だと締め付けできないような設計です。
「マキタ シャーレンチM16/M20用 AC100V 6920NB」
よく使われているM16用です。
電源はAC100V・200V、最大締め付けトルクは588N・m、重量は4. 3キロです。
「HiKOKI(ハイコーキ) シャーレンチ WS20G」
電圧降下に強く、本体は軽くコンパクトな点が特徴です。
M16用で、電源はAC100V、最大締め付けトルクは588N・m、重量は4. 1キロです。
「トネ(TONE) M22極短型シヤーレンチ USS221T」
超極短のM22用で、狭い箇所に適しています。
電源はAC100V、最大締付トルクは735N・m、重量は8. 9キロです。
まとめ
シャーレンチはたくさんの種類がありますが、高価なものが多いので信用できるメーカーから購入することをおすすめします。
コツに注意して、失敗しない買い物をしましょう。