「上原きみ子」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「上原きみ子」のお勧めの作品を紹介します。
「上原きみ子」について簡単に説明
「上原きみ子」とは、岐阜県出身で、1946年4月25日生まれの漫画家です。
19歳のころから漫画投稿を始め、1965年に金田君子名義で貸本漫画として『黒コスモスの花言葉』を発表しました。
1968年に『りぼん』(集英社)11月号に掲載された「ショーケン物語」にて「上原希美子」として商業誌でデビューを果たしたことで知られます。
その後は、『りぼん』関連誌にて計2作品を発表しました。
また、1969年からは『週刊少女コミック』(小学館)にて本格的に作品を発表し、「上原きみこ」として活動を始めました。
この年の『愛馬エンゼル』が上原にとって初の連載作品でした。
1970年から1971年まで『週刊少女コミック』にて連載された『ルネの青春』を皮切りにヒット作が続きました。
『ロリィの青春』・『炎のロマンス』などはミリオンセラーになっています。
「上原きみ子」のお勧め
「上原きみ子」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ショーケン物語」
上原きみ子の商業誌デビュー作品です。
1968年に『りぼん』(集英社)11月号に掲載されました。
主人公は、人気歌手のショーケンと恋に落ちた少女です。
ショーケンの素顔や過去を知りながらも、彼を愛し続ける彼女の純真な心を描いた作品です。
「ルネの青春」
1970年から1971年まで『週刊少女コミック』(小学館)に連載された作品です。
主人公は、フランスから日本にやってきた美少年ルネです。
彼は日本の高校に通いながら、乗馬やフィギュアスケートなど、さまざまなスポーツに挑戦します。
ルネの活躍や恋愛模様を通して、日仏の文化や人間関係の違いを描いた作品です。
「ロリィの青春」
1973年から1975年まで『週刊少女コミック』(小学館)に連載された作品です。
主人公は、バレエダンサーを目指す少女ロリィです。
彼女は天才的な才能を持ちながらも、家庭や学校でさまざまな問題に直面します。
ロリィの成長や夢への挑戦を描いた作品です。
この作品はミリオンセラーになり、上原きみ子の代表作となりました。
まとめ
「上原きみ子」の作品は、乗馬・フィギュアスケート・バレエなど、さまざまな題材を取り上げており、舞台も日本国外のものが少なくありません。
対象読者別では、これまでに少女漫画、児童漫画、レディースコミックを発表しており、「あとはシルバーコミックしかない」と語っています。
ぜひ、幅広い分野をテーマにして漫画を描く上原きみ子の作品に触れてみましょう。