「上野すばる」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「上野すばる」のお勧めの作品を紹介します。
「上野すばる」について簡単に説明
「上野すばる」とは、三重県出身の女性漫画家です。
1982年に『USOホントUFO』で第24回なかよし・少女フレンド新人まんが賞に入選し、デビューを果たしたことで知られます。
講談社の『なかよし』や『るんるん』などの少女漫画雑誌で活動していました。
上野すばるの作品は、怪談系やホラーが多く、『なかよし』のホラー漫画別冊や増刊での執筆が多かったです。
代表作には、原作・北川久の『学校怪談』や、山本夜羽・なかの弥生と共作した『アナザードア〜異世界怪奇譚〜』などがあります。
「上野すばる」のお勧め
「上野すばる」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「幸福堂」
一話完結形式で、不幸な人にだけ見える「幸福堂」という不思議な店と、その店の店主である正体不明の青年が客達に与える「幸せになる」ための摩訶不思議なアイテムたちを取り扱うお店を描いた作品です。
アイテムには、思いが通じる水晶玉や敵を消すノート、身代わりの鏡などがありますが、それらは必ずしも本当の幸せをもたらしてくれるわけではありません。
欲に走った末に、より深い不幸の底に落ちるといったバッドエンドも多くあります。
ホラーの要素が濃く、読者をゾクッとさせます。
「学校怪談」
北川久の同名小説を原作とした作品で、学校で起こる怪奇現象を描いています。
主人公は、霊感が強い少女・佐々木美和子と、彼女に惹かれる少年・小林一郎です。
二人は、学校の七不思議や都市伝説にまつわる事件に巻き込まれていきます。
例えば、呪われた人形や呪いのビデオ、死神の電話などが登場します。
怖い話が好きな人におすすめの作品です。
「不倫女の転落〜略奪愛の大誤算」
レジンコミックスで連載されている作品で、不倫や略奪愛に走った女性たちの悲惨な末路を描いています。
主人公は、既婚者であることを隠して若い男性と付き合っている女性・美咲や、夫と別居中に同僚と関係を持ってしまう女性・真由美などです。
彼女たちは、自分の幸せを求めて男性と関係を持ちますが、それが原因でさまざまなトラブルに巻き込まれていきます。
まとめ
「上野すばる」は、近年では主に女性向け漫画を執筆しています。
怪談系やホラーから離れて、人間ドラマを扱った作品を多く描いています。
ぜひ、さまざまな世界観の漫画を描く上野すばるの作品を楽しんでみましょう。