「ウエダハジメ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「ウエダハジメ」のお勧めの作品を紹介します。
「ウエダハジメ」について簡単に説明
「ウエダハジメ」とは、日本の漫画家、イラストレーターとして活躍する人物です。
多摩美術大学美術学部絵画学科油絵専攻を卒業した後、GAINAXのアニメ作品『フリクリ』の漫画化でデビューを果たしたことで知られます。
その後は、『Qコちゃん THE地球侵略少女』などのオリジナル作品やアニメ作品のエンディングアニメーションや劇中イラストを手がけるなど、幅広い活動を展開しています。
「ウエダハジメ」のお勧め
「ウエダハジメ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「フリクリ」
日本のアニメーション制作会社ガイナックスとプロダクション・アイジーが製作したOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)シリーズです。
全6話で、2000年から2001年にかけて発売されました。
ウエダハジメはこれを原作とした小説と漫画を描きました。
ちなみに、フリクリとは、作中で登場する架空の言葉で、その意味は明かされませんが、様々な解釈が可能な単語として使われています。
物語は、小学6年生のナンダバ・ナオ太が、謎の美女ハルハラ・ハル子に出会ってから、彼の額からロボットや他の奇妙な物体が出現するようになるという不思議な出来事を描いています1。
ハル子は自称宇宙人で、ナオ太の頭にある「N. O. (ノーマル・オーバードライブ)」という特殊な能力を利用して、自分の目的を達成しようとしています。
「Qコちゃん THE地球侵略少女」
ウエダハジメの描くSF漫画です。
2002年から2004年まで月刊マガジンZという雑誌に連載されていましたが、打ち切りになってしまいました。
ストーリーは、宇宙人による地球の浄化に反対する福祉マシーンと呼ばれる機械人形たちと、彼らと契約した子供たちが繰り広げる冒険と戦闘を描いています。
主人公はムジ・キリオという小学生で、記憶を失った福祉マシーンのQコと出会って彼女のプレイヤーになります。
Qコは元々九姉評議会という組織の一員でしたが、謀反を起こして姉たちを倒しました。
しかし、その際にメモリが欠損してリセットされてしまいました。
キリオとQコは他の福祉マシーンや宇宙人、黒ウサギというファシスト政党、秘密結社ジャグ・Gなど様々な敵や味方と出会いながら、地球の運命をかけた戦いに巻き込まれていきます。
「うりこひめさま」
ファウストという雑誌の第6巻に掲載された読み切り漫画です。
ウエダハジメの独特なタッチと世界観が表現された作品で、主人公の少年が不思議な少女と出会い、彼女の正体や秘密を知っていく物語です。
まとめ
「ウエダハジメ」の作風は、簡略的に記号化されたキャラクターと世界観、殴り書きのような独特なペンタッチが特徴的です。
ぜひ、幅広い活動を行うウエダハジメの作品を楽しんでみましょう。